松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとだけ山

昨日はかんちゃんと奥多摩でした。病み上がりだからパスかと思いきや、割と大胆なご両親さまである。ところがかんちゃんの持ち物、リックごとそっくり忘れてきて、かんちゃんのお靴がない!歩きたがって暴れるので、靴下重ねばきで少し歩かせた!ごく短いハ…

朝の芋的なもの

ペレイラ終わり

カルドーソ先生についてもう一つ。先生はペレイラに打ち明ける。こちらもだんだん住みにくくなったから、サン・マロの海洋療法施設に移るつもりだと。サン・マロ!!「すべての見えない光」の舞台。あの本とこの本、実は同じ時代を描いている。サンマロは、…

またまたペレイラ

ペレイラが出会った青年は、モンテイロ・ロッシと言う、ちなみに彼女はマルタ。今考えるとマルタの方がボスやな。彼はなんとか頑張って原稿を書く。ペレイラがそれに原稿料を払ってくれるから。彼らは常に活動資金が枯渇状態。(ポケットマネーで!笑)原稿は…

ペレイラの続き、また

さてここで先日読んだ、著者タブッキ自身による言葉である。(牧野素子氏の研究ノートから引用)「ポルトガル語で《ペレイラ》は「洋ナシの 木」を意味する。イタリアでユダヤ系の名字が 都市の名に由来するのと同様に、すべての果樹 の名はユダヤの出自を表す…

変な国や…

立憲の比例票を全て、国民民主にカウントするつもりなのか。それにしても同じ表記にするって、選挙の意味ないのに、こんなバカなことがまかり通るとは!

ペレイラの続き

「供述によると、ペレイラがはじめて彼に会ったのは、ある夏の日だったという。」これがこの本の出だしである。この書き方で最後まで続く。ペレイラさんは、なんだか知らんが、彼という誰かが関係している事件で、逮捕されて、訊問されているということがわ…

奥多摩ーー!涙

今日はかんちゃんと初の、山行きだった。これを励みに生きてきたのに、昨夜お熱!で中止…仕方ないけど悲しい。大量のお弁当、、、

再読、供述によるとペレイラは…

この前反ユダヤ主義に関するものを、読んだ時、タブッキが、供述によるとペレイラは、について書いている小文を読んだ。それを読むとまた、違ってくるなと思って。人はわかることしかわからないけど、いろんな事の影響により、わかることはその時々で変わる…

政治活動

昨日は一日中ひどい雨だったので、今朝チラシ配りをしてきた。この前も一度やったので、今回は少しエリアを変えてみた。勝手に。笑前回から婆さんの家の引き出しで見つけた、ゴムの指サックを使って折ったんだけど、アレは素晴らしい発明品である。全然能率…

末世

鑿や彫刻刀を作っている道具屋さんの、廃業の話があった。ここの鑿を使っている。少し前には胡粉の原料の貝が絶滅した!という話。胡粉は貝殻を何十年も晒して使うらしい。材料、道具がなくなって、だんだん何もできなくなる。職人も絵描きも彫刻家も絶滅す…

しかたないのか?

ナチスドイツのホロコーストは、その規模も何もかも強烈すぎて、普通に考えてリアルに想像できない。信じられないし、信じたくない。だから知りたくない。というふうにたいていの人は考える。エウナウディが断ったことに関して、その見解はずっと気になって…

再読「ある家族の会話」

ナタリアギンズブルグのこの本は、1992年のものだから、かなり久々の再読となった。彼女の育った家、家族の日常を、懐かしく書いている。全員がなんらかの反ファシズムの運動に、関わっており、結婚したレオーネギンズブルグは、運動の指導者で、逮捕されロ…

今咲いてる秋の薔薇

ヴェルナーのことも一つ

自然科学系の本などは、2度目に読むまでに、こちらの知識が増えていたりすると、前よりずっと理解しやすくなる。今回のような小説ではどうか。私の読解力が短期間で変わる事はないのだが、気になる部分が前とは少し変わるようだ。ヴェルナーの苦悩の全体像が…

再読「すべての見えない光」

ようやく本を読み終えた。たまにずっと読んでいたいから、終わりにならない方がいい、と、思う本があるが、これがそんな本だ。それぞれドイツとフランスに、生まれた二人が、戦争の最中に、出会い、すれ違う話なのだが、二人を繋ぐのはラジオ、この本の本当…

恐怖を感じている、、

霊長類研を解体しようとしている人達は、学術会議の任命拒否と同じで、学問の自由を取り上げようとしている。支配に邪魔な人たちを排除しつつある。松沢先生は解雇されたらしい。ボノボの研究で世界的に有名な先生だ。山極先生は包囲されつつある。京大も持…

甲斐がない、、

私はお化粧もしないし、顔洗うのも忘れるほどなので、ほとんど鏡と言う物を見る機会がない。したがって本人は、緑の髪の事は、ほとんど忘れている。なんか、甲斐のない感じ、、

お待たせしました!

さて2度目の緑染め!煙草だいたいやめ記念です。

お麩

昨日はひさびさに車麩を食べた。私の田舎は、いろんなお麩を食べる。これは生協で買った新潟三条市のものだ。水で戻して、絞って、溶き卵をつけて揚げてから甘辛く煮た。独特の味と弾力があって強い。メインディッシュの貫禄がある。

縫い物ひさびさに、

今日は、娘の依頼で縫い物をした。かんちゃんよけの、棚のカバー。手当たり次第いろいろ引っ張り出すので、帆布とマジックテープで、娘が自分で作ったものだ。マジックテープのくっつく力が強すぎて、テープが剥がれてしまった。なんせ両面テープでつけてあ…

病気とは何か、

つくづく病気とはなんだろうかと考える。お腹が痛いとか心臓が苦しいとか、いろいろあると思うけど、普通、人は自覚症状がないと、病気と思いつかないと思う。実は癌だって、知らないうちに、少しずつできたり消えたりしている。これを早期治療と言って、見…

オバマの感想を聞きたい

「すべての見えない光」は、ドイツの孤児院で育つ兄妹、パリで愛しみあって暮らす、目の見えない少女とその父、交互に少しずつ物語はすすむ。戦争がどんどん近づいて来る。この先を既に知ってる私は、戦争なんかいい事何もない、やめろやめろ!と思う。やめ…

反平等

今月の世界の特集は、反平等と、入管よ、変われ、この二本立て。どちらも読んでいて耐え難い。酒井隆史氏の、「反平等という想念」は本当、隅から隅までこの通りで。またしても「オメラスから歩み去る人々」から始まる。このグィンの短編は色々なところで、…

ハーイ!

ついこの間見たけど、日本の大企業の上位10社くらいだと、シャチョーさんはほぼ外人です。これから純粋な日本企業は、そこの八百屋さんくらいになりそう。大手スーパーも外資が入ってるし、アマゾンでお買い物、スタバで一休み、落とすお金も稼ぐお金も、日…

人も犬も鴨

日本のことも、謎だらけだから、アメリカの事情など、分かるわけのない私だが、このところのアメリカには、びっくりしてばかりだ。FDAが3回目はやめろと言った数日後、CDCが医療者は全員打つべしと決定、FDAの幹部二人辞任、その後国防総省から、規模のでか…

うちの菌根菌!

私は薔薇に、取り立てて餌は与えていない。腐葉土と木酢液とたまにおやつとして、ニームケーキをあげている。これはニームと言う木の粉である。この春生協で初めてつる薔薇を買った。日当たりの良い場所がないので、残念だけど鉢植えである。これがどんどん…

米澤弘安日記、おしまい

日記に繰り返し、何年にもわたって出てくる人がいる。親族や友人以外で。一人は便所のくみ取りに来てくれる、農家の人、(一年分の排泄物は、お正月の餅とかき餅用の餅米となって、帰ってくるのですよ!!)もう一人は松田のばあさま、そして松崎のじいさま、…

ラッキョウは失敗だ、

今年のラッキョウは気に入らない。失敗だな。甘酢の味が固い。角があってまろやかではない。漬けておくうちに改善するかと期待したが、そうはならなかった。原因は心当たりがある。お酢の煮切り方が不十分だったのだと思う。いろんな人にあげたけど、悲しい…

弘安日記の続き

歌舞伎浄瑠璃万歳などについても、みんな見慣れていて見巧者なのだ。近江町市場の祭りに出てくる、歌舞伎絵の大灯籠なども人気があった。そう言うのもあったんだね。なんの分野もそうだが、知れば知るほど面白くなる。この絵はあの役者のあの出し物のあの場…