松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2017-01-01から1年間の記事一覧

お屠蘇の準備

暮れに赤酒を買いに行ったら、おまけで屠蘇散がついてきたので、去年はやらなかったが、今年はやるかと、でかいお屠蘇の道具を出してきた。 これは要するに薬草ミックスである。赤酒屋さんのものは説明書によると、 蒼朮(ソウジュツ)キク科ホソバオケラの根…

フッ素樹脂

うちの中華鍋は鉄製で、うんとチビのフライパンも鉄。少し大きいフライパンでオーブンに入るやつは、ステンレス製である。これは比較的新入りだが鉄のものは、もう長く使っている。チビのフライパンなんか、三十年を超えている。 私は昔からフッ素樹脂加工と…

黒豆煮た

譲ってもらった丹波の黒豆は、和知黒という名前の大変貴重なお豆であった。和知というのは地名である。全国に出回らない希少な豆で、これが煮ている最中につまんでみると、やけに美味しい。うーんと唸る。例年の豆も生協で買う丹波の黒豆で、大きく見事で味…

「すべての見えない光」2

目の見えない娘を連れて、パパがやっとの思いでたどり着いたのが、サン・マロという場所です。ここはブルターニュ地方、うさぎの出身地でもあります。海を隔てて向こうがイギリス、住民はフランス人というよりは、マロの人間で、ブリトンであると自覚してい…

「動物の賢さがわかるほど人間は賢いか」3

人間凄い!の人たちは、人だけが言葉を持っているという。確かにそうかもしれないが、言葉がなければ考えたりコミュケーションをとったりは、不可能なのか。著者は言語と認知は別物という立場であり、私はこの考えに納得できる。人間凄い!派が発狂する例が…

重い腰をあげる

今年は年賀状を書く気にならなくて、どうしようかと先延ばしにしていた。でも惰性でハガキだけは買っていたので、ついにやることにした。ぶっちゃけ夢も希望もあんまりないので、春を寿ぐ気分ではない。来年も良いお年にはならんだろう。そこでただのハガキ…

発注ミス

腰が抜けそうになった。生協が来て、注文しておいた黒豆、何と煮えてる豆だった!私は黒豆が好きで煮るのも好きで、毎年どっさり作るのだが、こう言っては失礼だが、人の煮た黒豆は、好きじゃない。甘くて柔らかくて、どちらかと言うと大嫌いである。味噌づ…

ご対面

今日はうさぎちゃんとゆうちゃんがご対面しました。息子氏はうさぎのよだれを警戒していましたが、ほんの少しはつけられたかな。舐めて貰えばいいのにね。ゆうちゃんは寝てばかりで、初対面の印象は分かりかねました。

動物の賢さに戻る

「すべての見えない光」は読み終えたが、まだ考え続けている。知識を持っていることと、本当に知っていることの違いは何だろうか。 「動物の賢さ、」の方に戻ったが、いやはや延々と、人間は唯一無二の特別な存在である、と主張する者達のめちゃくちゃな、反…

椅子の話

安倍首相の椅子の話は面白い。韓国からのお客様には自分より一段低い椅子を勧め、白人の男性だと同じ椅子だと言う。もはや椅子の高さという物理的なポジションでしか、優位を誇示できないというね。恥ずかしくも哀しい本当に幼稚な人間である。 一方天皇さん…

カーテンの洗濯

今日は台所の窓にかけているカーテンを洗った。ところどころシミがあるが、豪華なレースの飾りのついた真っ白なリネンである。糊付けして干してアイロンをかけた。パリッと綺麗に仕上がって本当に気持ちがいい。これはどこかヨーロッパのものではないかと思…

「すべての見えない光」

姉が図書館で読んで、買い認定して、買って、私に貸してくれた本である。久々の小説である。第二次大戦の頃のフランスとドイツが舞台。表現としては静かで美しいお話であるが、戦争の恐ろしさを余すところなく表している。また生物学鉱物学工学、科学知識と…

裸で生まれて

人間は裸で生まれてくると、よくいうけど、ゆうちゃんが生まれた時、つくづくそう思った。だいたいが無一文でという意味だろうけど、退院する時すぐ着るもんがいるしね。笑 裸で突然出現して、今まで影も形もなかったのに、存在していることの不思議。なんだ…

へらへら

「増税し高額武器を購入するのはどういうことか」という望月記者の質問にスガが、ヘラヘラ笑いながら国会で決めることと答えたらしい。いつも同様、答えになっていない。 このヘラヘラで思い出すのが、先日新聞で読んだ映画の話。ちょっと記憶が確かではない…

男女平等!

男女平等という意識は、私の若い頃に比べて後退しているように思われるが、気のせいかな。大学の頃は、男性諸君は腹の底ではどう思っていたかは、定かではないが、意識の上では男女とも、平等であるべきと思っていたようなきがする。 最近の何にでも、女子、…

直線的な方たち

この前世界は丸っこいものでできている、と書いたが、一つ例外的に直線的なものがおるのが、実は気にかかっていた。鉱物である。鉱物の世界にはほぼ直線と言えるようなものがある。要するに結晶の形であるが。あまりにもまっ四角な黄鉄鉱様のお姿をどうぞ。 …

会長の決意

味噌づくり講習会は、うちの狭い台所だし、一度にちょっぴりの人しかできないんだけど、それでももう四年になる。一回目の参加者で娘の大学時代の友達は、今や麹を自分で作ったりしているらしい。種麹を買って来て米にカビをつけるわけである。なんというか…

沖縄の続き

今朝の新聞にヘリコプターの窓が落ちたのは、人為ミスしたがって飛行再開の方針、というニュースが出ていて。腸が煮えくり返った。徹底的に舐められている。そして米軍の言う通りに政府は了解するのだろう。しかし本土の人は多くは、全く煮えくり返らないん…

味噌づくり講習会3

3回目の味噌づくり講習会が、無事終了しました。今回は初参加の娘!と、二度目の娘の友達、そして去年日程が合わず参加できなかった、姉のお友達でした。彼女は近所の麹町小学校でヨガをやってるらしい。昔は麹屋さんがあった場所だが、今は麹屋は一軒もな…

最近のうさぎちゃん

うさぎちゃんの怪我は丸2週間です。足はようやくつけるようになったが、さほど力はかかってないし、まだ時々あげることもある。要するにあまりよくなっていない。と言うのも、暴れ方がやはり激しい。ほんの短時間、うんちとおしっこだけくらいの散歩に出るが…

うまいっ!!

佐藤まさーきさんの漫画は本当にいつも感心する。今朝も絶好調や。タイトルというか、この一言も、実に素晴らしい。 冗談抜きにやめてほしい。

赤いべべ

今日は多分お姉ちゃんのうんと若い時の、赤い紬もんを着てみた。だいぶ前に回ってきていたが、私は若い頃から赤いもんはあまり着る気がしなくて、これも自分で着るのは初めて。意外に着やすいいい着物や。帯は昔、博多の道端の古着屋で買った半幅帯で、これ…

一閑張作った

古い古い竹の籠がある。死んじゃったみほさんに貰ったものです。みほさんは指輪のデザイナーなのですが、彼女の展覧会の時これいいなぁと言ったら、(文房具が入っていた)あっさりとぼろぼろだけどあげるわよ、と。もらった時から、角が破れていた。重いもの…

モンペ暮らし

モンペ暮らしは特に問題はないが、一つあるとすればやはりトイレかな。モンペは下ろす、着物はあげる、着物は短くきているとはいえ、かなり下まであるし、半襦袢の長さが中途半端なので、ウエスト部の整理がしにくい。これなら長襦袢を着たほうがいいかも。…

伊方、いかった!!

伊方は本当にいかった。高裁では初めての住民勝訴である。裁判官がまた左遷されるのかなぁ。一方沖縄の米軍への対応は最悪である。山本太郎が、日米合同委員会に関する、質問を出したらしいが、米国の信頼関係を損なうという理由で一切明かさない。矢部さん…

足袋

今日は足袋をはいてみた。うちが佃煮屋をやるなら、材料が揃っているのは、肌着だけではなく足袋もだからです。表面の生地、中裏の生地もいろいろで、涼しいのから暖かいのまで、型もいろいろだが、サイズは22.5と23です。なぜかわからんが私はどちらも履け…

虚構新聞

ちらっと見て笑ったのは、虚構新聞の記事。日本人には有給休暇を消化する、ヤスミトリーゼという酵素がないというやつ。酵素の名前らしくつくってあって面白いね。でもなんで有給休暇は消化すると言うのかな。

四日目と三日目

お習字は朝のうちにちょびっとやるのだが、今日で4日目である。特に上達はしてないが、筆の持ち心地がうんと変わった。はじめは変な力が入って、ぎこちなかったが、軽く持てるようになった。すごいものやね、三日坊主がダメってのが、実証された。笑4日やら…

サーロさんの演説

昨日のサーロ節子さんの演説を読んでいたら、改めて怒りがこみ上げてきました。本当に素晴らしい力強い演説でした。核兵器廃絶の条約にサインできないような人は、日本の代表者としては不適格です。サーロさんが被曝したのは、他ならぬ広島でであったのです…

もんぺや!

モンペがついにできたんだけど!ちょっと想像してたのと違って、ズボンっぽい。次はもう少し袴っぽくしたい。でもまぁ、着たことない誰かの銘仙を短くきて、履いてみた。割烹着着てるとま、なにも見えないけど。笑どうかしら。