松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おさらばしたい

日本はグアムやプエルトリコみたいになるのかと思って、ちょっとウィキ読んだけど、アメリカ合衆国未編入領域というんだね。自治権があるのとないのとあるが、日本は今でさえ主権がある形ではあるが、日米合同委員会みたいなもんや、地位協定などによって縛…

声もたてないままに

なんというタイミングだろう。アマゾンがとうとう日本で生鮮品の流通に乗り出す。改定卸売市場法施行と、同条例改定に照準を定めたかの様に。(米国は現在アマゾンとウォルマートが独占状態)>アマゾン、ライフ店舗からの配送を正式発表:日本経済新聞みず…

きれいやろ?

立葵の花はとても美しい。来年からも毎年咲いてくれると思うと嬉しい。我が庭史上最も大きな草である。今朝もかぼちゃの茎をダンゴとナメクが寄ってたかって、むしゃむしゃしていた。あいつらは喧嘩もせずに仲良く食べるんだね。いつもより濃いめの唐辛子入…

立葵

立葵の一番手。まだちょっと寂しいけど、これからどんどん開いてくるはず。とにかく葉っぱがすごく大きいので、花が小さく見える。あの甲虫はオオヒラタゴミムシらしいな。

ご近所の皆さん

今朝は川沿いの道で、別の鴨のご家族に会った。前のよりもう少し下のほう。こちらはなんとお子さんが8羽もいた!もう大きさは親の半分くらいに育っている。ちょうど草むらから出てきて、我先に川に降りて行くところであった。小さい時にカラスなどにやられず…

無銭経済への道

昨日からいろいろ考えている。今の人は大人も子供もお金が欲しくてたまらない。勉強していい学校に入っていい会社に入って、つまりは大きめの年収をゲットしたいと。お金の欲しい理由としては具体的に細かく見ると、可愛い洋服が買いたいなどあると思うが、…

いろは歌

昨日は百人一首にからんで、自分のいろは歌留多のことをちょっと書いたが、明月記の中には「いろは歌」と言う項があり、定家のいろはを、頭に置く歌が出てくる。良経様よりの命令で、いきなりこれを詠むことになる。使いの者が待っている間にこれを作らねば…

明月記を読む読了

明月記を読むを読み終えた。はっきりわかったのは、私には和歌を鑑賞するのは無理ってこと。古今集、新古今集の時代の歌は、やはり基礎知識、教養がないと無理や。素朴な万葉集や、和歌が避けた、リアルなものや日常的なもの上品でないものも詠んだ今様、な…

らっきょう

今日は去年から姉に頼んであった、らっきょうが届いた。小ぶりで皮が薄く、いいらっきょうのようである。しかし、この良さのおかげで、むくのにえらく手間がかかる。2キロだがものすごく時間がかかってしまった。下から下から湧いてくるよう…あんまり終わら…

根深い承認欲求

やっと結婚式で使った着物などが手元に届き、これから後始末をしなければならん。娘からお衣装の人にちゃんと古いもんを管理して、持っていたお母さんがえらいと言われたようで、私は大変嬉しかった。お寺さんで頭の人にも、襦袢よくやったと声かけてもらっ…

明月記4

定家は、自身も歌に熱心な後鳥羽院に気に入られて、熊野御幸に同行する。人麻呂が持統天皇の吉野御幸に同行して、歌を読む話は、白川先生の前期万葉論に詳しく出てくる。この時代はまだ古代の雰囲気があり、吉野は神聖な場所で、ここに行って天皇霊という、…

定家の書

登山客のもりこさんより、定家の書について言及がありましたので、うちにある本で調べてみました。爺さんの書斎から出土した立派な本で、(開いた形跡はないけど)歴史上の色んな人の書いたものの写真と、その解説がセットになっている。定家は自筆の歌が出て…

お庭関係

下に降ろしたかぼちゃは大人気。ナメクジ、ダンゴムシをはじめ、昨日は見慣れない甲虫が、むしゃむしゃ葉っぱを食べていて驚いた。あいつは誰だ。唐辛子入り木酢液を希釈してかけているんだけど、ちょっと薄いのかなぁ。他にも食べれそうなものが山ほどある…

明月記2

明月記を読むを読んでいると、「云々」という表現が割と出てくる。これが出るたびに、私はあのでんでん男を思い浮かべてしまう。本当に嫌だ。しかしこれは、まさに言葉の持つ属性であり、本歌とりや歌枕などの果たす構造と同じである。過去の有名な歌の一節…

煮干の予感

木を彫るのをやめてから、1週間くらいと思うけど、指のタコが柔らかくなって元に戻り始めた。人間の身体がこんなに簡単に変化するとはね。私の指は過去に遡っても、白魚だったためしはないのだが、硬い木を彫り続けるとたぶん、煮干のような指になりそうで…

「明月記を読む」1

「明月記を読む」上巻読了。明月記は定家の残した日記である。実に56年の長きにわたって書き続けられたもの。この日記はすべて漢文で書かれており、分量が甚だ多いため、通読した人は、専門家のうちのごく一部に過ぎないという、有名だけど幻の書的なもので…

最近の仕事

結婚式も終わったので、下請仕事の一部をおみせしませう。あと7枚目のややこしい字の表札も。

年を経て

結婚式で娘は両おばあちゃんの、着物と帯、友人のお母さんの櫛やかんざしなど、古いものを使って身支度をした訳ですが、実はゆうちゃんもお古を活用してくれました。昔息子がゆうちゃんくらいの頃、やはり結婚式に出る時買った靴です。黒いシンプルな革靴で…

鯛の尾頭付き

結婚式の引出物で貰った鯛です。最初から引出物は飾りかまぼこにすると言い張っていて、二つのお店のを取り寄せ食べ比べて、味やデザインなど検討を重ね決めたものです。ま、美味しかったです。この鯛は小さいのから大きいのまで、様々なサイズが注文できる…

彫師のこれから

7枚目の表札も依頼者の元に飛び立って、ついに彫師の仕事は一段落。机の上の掃除をしました。娘がこの前来た時、木屑なんかどうしてるのかと思ってたけど、どうもしてなかった…と呆れていたけど、実際机の上にうず高く盛り上がるに任せて、彫り続けていたの…

一件落着

結婚式無事終了した。お天気は素晴らしく暑くもなく大変良かった。着物もなんとかなったし、まずはめでたい。頭はいろいろ別のもじゃもじゃしたもんが入っているが、かっこはついていた。ゆうちゃん様は柔肌もあらわなドレスアップ姿!人々に笑顔を提供する…

行ってきました

今日は世界同時開催の、反モンサントの抗議行動に参加しました。モンサントはドイツのバイエルに吸収されたので、バイエルの日本支社がある、丸の内北口ビルの前でした。今まで何度かこういうのに行ってるけど、その中では一番人数は多かった。それでも200人…

明月記を読むをよむ

上下巻あるしどうしようかなぁと悩んだが、近所の本屋に注文していた本が届いた。本を読むのは久しぶりな感じ。定家の歌をそんなに詳しく知っているわけでもないが、最初の方だけ読んでも、その才能は凄いなぁと思う。10代20代の頃の作品の成熟度には恐れ入…

さすが

京マチ子が死んで海外のついに、ソフィアローレンと並んでいる写真がアップされていた。着物姿だが襟元を深めにあけ、真珠のネックレスをしている。イヤリングも。帯は細くきつく巻いている。かなり崩した着方だが、やけにかっこいい。私は崩した今風の着物…

年収

日本では本当に価値というものが、お金一本に絞られたなぁと、思う。以前書いたが、ある能楽師が小学校で公演すると、子供たちから、年収はいくらですか?という質問を受けると。能楽師なんて馴染みのない職業の人は、どう評価していいかわからない。偉いの…

バラが咲いた

無農薬で苦労して育てているバラですが、なかなかうまくはいきませんが、いくつか美しい花が咲きました。これは小さくて外側の花びらが綺麗ではなかったけど、なんとか可愛く咲いてくれました。今回の買ったところのバラはどうも一味違う。これもありふれた…

北山杉

木の本はとても面白かったので、やまでちゃんと紹介しようかとも思ったのだけど、付箋つけてしっかり読んで、引用の部分は間違えのないようにちゃんと打ってと、人気がない割にあれはあれで結構気を使うので、精神的にも物理的にもちょっと余裕がなく、でき…

木について

7枚目がなんとか完成に近づいている。つくづく思うのは木というのは、素晴らしいものだなぁということである。加工は比較的容易であるのに、適度な硬さもある。そして美しい。木が素材として強い存在感を持っているせいで、私のような下手くそが彫ったもので…

襦袢問題

結婚式の1週間前の日曜日に娘が来て、我が家で待機中だった振袖一揃いと簪の類のうち、実際に使うことになるものだけを、確認してもらって荷物にして発送した。赤い襦袢に関してはこの後に及んでもまだ、心配である。当日うまく着れるかしら。私は常日頃、…

7枚目の試練

ややこしい字と格闘中である。4日で彫れると豪語していたがあれは間違いやった。今まで、上、川、田など画数の少ない字に、優しく甘やかされて育った私は、人生の厳しさに直面していなかったのである。彫ること自体が難しいし、時間がかかる。これ以上複雑な…