松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今だっ

もはやトランプは、悪人がいい人発言するチャンスを与えているようだねぇ。何やってんだよ。あのオルブライトまで!

「世界」1月号から

今「世界」で、EUとイギリスの話を読んでいるが、伊東光晴という経済学者のおじさんと、超意見が合うことがわかった。 これはかなり重要な話が出てくるので、何回かに分けて紹介する。要するに難民にしても移民にしても、作り出している人は同じエスタブリッ…

レタリング

昨日は頼まれて、英文の描き文字をかいた。上手に描けて、びっくりした。笑何より早いし! 物差しで一本線を引いてそれに沿って、どんどん描いて、最後に中を塗りつぶすんだけど、ペンを動かす時間だけで、すぐ完成した。よく見ればeが少しづつ違うし、字の…

水仙咲きました

今日はとてもあったかかったので、一番乗りで水仙が咲きました。春が近いですねぇ。絵のモデルをしてもらって、その後ここに植えたものです。後ろの濃い緑はルッコラです。食べ物も愛でものも混在している花壇です。ルッコラは非常に強くて、この前の寒い日…

上へ下へ

世界は上へ下への大騒ぎであるねぇ。他国を転覆させる時と同じ手法で、反政府運動を煽って現役大統領を失脚させようという動きや、議会の反対派をまとめて、合法的に副大統領に、入れ替えようという動きや、頭を切り替えて新天地を求めてカナダに移動するネ…

美文調でGo!

私は今まで、万葉集が一番好きで、時代を経るにつれ、装飾的技巧的になって、新古今和歌集なんかは魅力を感じなかった。ところが、ここにきて、年のせいか読んだ本の影響か、受け止め方がずいぶん色々変わってきた。 東京新聞に毎週日曜日に、小林一彦氏の「…

パパは何を考えてるの

マリア・オバマさん18歳が、ダコタパオプラインのプロテストに、加わっているという事だ。お家でどういう教育をしたら、こんな素敵な娘さんになるのか、パパに聞いてみたい。 この8年の間に、パパの命令で爆弾は落とされ、命を失った人は多い。その中に18歳…

ついにちょっとわかった

お能はあまり見ていないと書いたけど、どっちにしろそんなに見てるわけではないけど、私が最初に見たのは歌舞伎です。歌舞伎は、伝統じゃ何じゃ言っても、見ればわかるけど、娯楽性の強いもので、何も知らなくても楽しめる。人が2人入った馬が出てきたり、遠…

葵上、恥辱

葵上の六条についてもう一つだけ。般若は嫉妬に狂った女の面なのだけど、六条の心にあったのは、どちらかというと恥の感覚ではないかと、馬場さんは書いている。これはものすごく納得できる。年甲斐もなく光源氏に入れ込んでしまったこと、その感情に支配さ…

「鬼の研究」2

「鬼の研究」は、主に今昔物語などから、鬼が出てくる説話を拾って様々に考察しているわけだが、鬼と呼ばれるものの背景は実に様々である。大和朝廷が晴れがましく繁栄した影には、その富の集中は影となる広い周縁部を作った。 土蜘蛛という能、歌舞伎がある…

「鬼の研究」より、般若について

鬼の研究には能の話がたくさん出てくる。般若は、角を生やした恐ろしい形相の面であるが、嫉妬に狂った女という役所の面である。ちょっと見とても女に見えないが、ヘアスタイルは、真ん中分けのロングヘアで、乱れたおくれ毛などの表現があり、なかなかに恐…

がいちてき

「でんでん」よりもっとすごいのが、「がいちてき」です。これは宮沢喜一の話で残っているらしいが、若き日の彼の「画一的」の読みです。いまはよめるかな?唯一、とか同一線上、とか軌を一にするとか、「一」は漢語では「いつ」と読むことが多い。「いち」…

鬼捕まえた

「鬼の研究」があまりにも面白いので、やっぱり買おうかなぁと、ちょっと密林をば覗いたら、すぐ出てきて、820円とかで買えるとわかった。なるべく密林使わない主義なので、日本の古本屋の検索で探そうとしたのだが、あるはずだけど、見つからず、格段にアマ…

期待

「上院軍事委員会のマケイン氏はリード氏と共に『基地の閉鎖・再編の問題について真剣に検討している』と述べ、米本国や海外の基地閉鎖再編の手続きに取り組む姿勢を示した。米軍基地の閉鎖・再編が進めば、在沖米軍にも影響が出る可能性がある」 ryukyushim…

昨日の晩御飯

昨日の晩御飯は残り物を片付ける感じでした。ま、毎日のご飯は残飯整理の連続でもあるわけですが。 お味噌汁はわかめとおねぎでしたが、ワカメの戻し方がとても良い具合で、半分はお酢の物にしました。ちょっと寒々しい感じですが、ブロッコリーの残りと、ア…

進歩か後退か

アメリカの大統領選挙って、進歩か後退かの、選択だったんだなと思う。進歩というと聞こえは良いけど、現状をより推し進めるという事で、富の集中が今が1パーセントだったら、これが、0.1パーセントになって行くということ。後退の方は見たまんまで、人権意…

清潔感

金子勝先生が、アベソーリについて、あの不潔感の源は正直でない事と書いていたが、全く同感である。正直さと素直さは人間の徳目のうち、もっとも重要であると、いつか書いた気がするが、その気持ちは今も少しも変わらない。少なくとも私は、嘘つきで素直さ…

造り酒屋寺田本家

http://www.teradahonke.co.jp/昨日娘がやっと麹を持ってきてくれた。塩麹が無くなりそうで心配だった。お正月に造り酒屋を見学に行きそこで買ったものだ。とにかくすごい酒屋らしいのである。その時買った生酒「 しぼったまんまの五人娘」を飲ましてもらっ…

仏壇グッズ

うちの仏壇ゾーンから掘り出されたものを、ちょっくらお見せしよう。うえは涅槃図である。怖もての動物たちも、悲しいようと集まってきています。もう一つは南無妙法蓮華経と書かれた、文字です。これは書家が書いたものでなく、ちゃんと教えを正しく学んだ…

サイン…

昨日突然お手紙が来た。仕事でドイツに行く時の手土産を、「もっている肖像」にしたいと、ついてはサイン入りで7冊送って欲しいと。思いがけないお申し出である。大変嬉しいが、サインが…私はサインなどあまり書いた事がないのだ。外人にあげるらしいので、…

トランプ!

本当に実際トランプが大統領になったねぇ。日本人もせっせとトランプの悪口を言っているが、二択だったってことを、ごまかしちゃいけない。しかしここまで前例のない事を、次々と実行する破壊力に、私は驚いている。こういう事ができる人がいたとは!現在世…

「鬼の研究」

寒いなぁと思っていたら、当地でも雪がぱらぱら降ってきました。私は誰かから回ってきて、読まないまま埋もれていた、「鬼の研究」 を読み始めました。この本は大分前、単行本の状態の時、本屋で欲しいなぁと見ていたものですが、文庫本になって回ってきまし…

恩赦!

オバマはマニングを最後の恩赦で解放した。素晴らしい!ウイキリークスに内部告発文書を渡した人で、一生出られないだろうと見られていた。ニューヨーク・タイムズは怒り狂っているようだが。これと引き換えに、アサンジは、アメリカへの身柄引き渡しに応じ…

当事者

核軍縮に関してゴルバチョフの話を少し読んだが、やはりチェルノブイリの体験は、非常に大きくて、原発一基の事故でこんなに大変なんだからと言う、実感があったらしい。それに比べてやはりアメリカは乗ってこない。温度差がありすぎる。当事者になることで…

牡蠣

昔、小粒の生の牡蠣の剥き身を、毎年送ってくれる人がいて、その頃は牡蠣フライにした残りでよく作ったのだが、最近はそんな素晴らしいものをくださる人もいないので、加熱用の冷凍の牡蠣をかって、久しぶりに作ってみた。長ねぎと生姜をたくさん入れて、煮…

沈黙をめぐって

星野博美さんついとより遠藤周作氏が自身の信仰心のゆらぎを小説で描くことに異論はないのです。ただ『沈黙』で史実と虚構を巧みに混ぜたことで、筆力があるが故に後世のキリシタン観に多大すぎる影響を与えてしまった。キリシタンは『沈黙』に呪縛され続け…

セコさ世界一

昨日の新聞だったと思うが、福島の避難者の話で、条件がいろいろ厳しくて、親子が一緒に住めないというのがあった。何歳までの子供がいるなどという線引きがあるために。日本の公的支援はとにかく、細かな付帯条件が付く。全体になんでもそうである。これ、…

なんと、海は………

見えないんだって……!なぜこういう間違った情報を拡散してしまったのか。まず、姉の部屋が角部屋であると聞いた時から、(引っ越す前から)わたしは度々どの角なのかを質問したが、姉はいつも要領を得ないのであった。そのうち引っ越しも終わって、また聞いて…

今朝のうさぎさま

昨夜は冷え込んだと見えて、庭の水道は凍って出なかった。私は何年ぶりかで靴下を履いた。しもやけになって靴がはいらなくなると、散歩に差し支えるかなぁと。

沈黙について

友人がBSで放送された、映画「沈黙」に関する番組を録画して、貸してくれたので、昨日はそれをじっくり見た。私の行きたいと思っていた長崎のそこここを、この映画に俳優として出ている、映画監督でもある塚本晋也が案内してくれる。塚本晋也の演技は迫力で…