松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

海が!

姉の新しいすみかから、なんと海が見えるという。姉のマンションの部屋は8階なのである。海というのは山と違って低いとこにあるから、遮るものがあればすぐに見えなくなる。この前橋立に行った時も驚いたが、お宿のあたりにいると、海に近いという感じは全く…

今すぐ釈放せよ!!!

昨日は、「山城博治さんらを即釈放せよ」と、記者会見が行われた。落合さんや鎌田さんなど。これには私も署名したが、本当にひどい話である。博治さんはあり得ない微罪を、繰り返し捏造され、拘留をえんえんと長期化されている。博治さんは大病で入院した体…

ホワイトセンター、また。

昨日から東京も大変寒い。うちは暖房が効かないので、室内温度は、一日中12、3度くらいにしかならなかった。今朝は外は氷点下らしい。昨日は雪が降った地方も多く、センター試験で、再テストが多発しているらしい。この時季にやるのは大間違いである。センタ…

良いお買い物でした。

今日は久々にバザーに行って、いいものをゲットしてきた。救世軍というところは、何かを探しに行っても、別のものを買う羽目になる場所である。小瓶と、以前姉からリクエストのあった、小ぶりのショルダーバッグを見に行ったのに。ちょっと男物の衣料品を見…

アフリカ

古い「世界」で、自衛隊が、「駆けつけ警護」という謎な名前で、派遣された南スーダンのことをちょっと読んだ。知ってはいても、やはりアフリカの問題は、ものすごく暗くなる。19世紀、コンゴはベルギー国王の、「個人的な持ち物」だったそうである!はっき…

「チベットの先生」おまけ

中沢さんが学んだのは、チベット仏教の中のニンマ派と呼ばれる、瞑想による修行を大事にする宗派です。これは他宗派や日本人研究者などから、その当時から馬鹿にされる傾向がありました。まぁ、そうだろうなぁと思います。時間の無駄、的な批判もあった。そ…

「チベットの先生」2

この本に書かれている仏教の考え方には、目も覚めるような、納得できるものがある。例えばこの世で人が行うどんな行為も、発言も、目の前ですぐ起こるとは限らないが、巡り巡って、何かに影響を与えている。だから常に常に自分のやる事、考える事を、意識し…

「チベットの先生」1

大変面白かったので、少しだけ紹介する。このチベットの先生とは、中沢さんの師である、ケツン・サンポ先生である。この本の主な部分はケツン先生の書かれた、ご自分の子供の頃からの修行生活の回顧録である。それに中沢さんが少しだけ、自身との関係を書き…

京都いきてー!

大石天狗堂だけど、私はここが大変気に入った。任天堂もやっているらしいが、天狗堂の方に心は動く。一度訪れたい。深草の中将の下の方、娘の会社の本社の右の方に、このお店はある。若冲の絵のあるお寺さんも近いらしい。ステンシルの私の絵は絵の具が厚く…

だーれのせいでもありゃしないー

オバマは本当によくわからない人だ。確かにちょっとかっこいいけど。オバマのやってることの評価は、頭よさげな人たちの中でも、分かれることが多い。とても頭のいい人だから、私なんかに分かるはずのない事を、考えているんだろうけど、それにしても、選挙…

歌留多の製造について

歌留多のことをいろいろ考えていたんだが、やはり裏張りのじゃないと嫌だなぁと。そしたら京都に作ってくれるところがあった。今も裏張りの手作りの花札や百人一首を作っていて、オリジナル歌留多の製造もやっている。ここに持ち込めばちゃんと裏張りした歌…

しげるとぴぴん

スピリチュアル、

この間娘と話していて、農業とかに興味を持ってやってる人の中には、スピリチュアル系っぽいのが結構いる、というのが最近わかったというのがでてきた。なるほど、あるかもねーである。スピリチュアル系って具体的にどんなの?と聞くと、いろいろあって、宇…

「う」絵札

今年度の初描き下ろしです。「うどは うまい ひひーん」です。今回は初の鳴き声入りです。

引っ越し

今日は姉の引っ越しの日である。今日をもって姉は実家を後に、マンションに移る。私は馳せ参じることができなかったが、甥っ子たちがみんなで手伝ってくれているようである。引っ越しに先立って、今回のマンションは駐車場の天井が低く、姉の乗っている軽自…

逃避読書と峰打

細菌関係が一段落して、「日米合同委員会の研究」にかかったが、これは読んでいて気持ちのいい本ではない。全く不愉快になる要素しかない。書いた吉田敏浩氏は偉いとしか言いようがない。資料はほとんどというか全く公表されていないので、いろんな方面から…

本物の焼き芋

誕生日のプレゼントで急に思い出したことがある。娘が年長さん息子が年少さんくらいだったと思うが、娘が弟の誕生日に、どうしても焼き芋をプレゼントしたいという。それはまあ、いい。息子の誕生日は1月だから、シーズン中でもある。問題は焼き芋屋さんで買…

椿

うちの庭には椿が多い。爺さんは挿し木マニアだったらしく、同じ木が何本もある。一昨年、どうも元気がない椿があるので、よく見たらプラスチックの鉢ごと埋まっていたのである。そこで救助することにした。隣の木の根や蔦が絡まって、もはや掘り出すことは…

「土と内臓」おしまい

この前書いたように、単糖類の食べ過ぎは良くないんだけど、動物性蛋白質の取りすぎも良くない。胃で胃酸や膵液に分解され吸収される分にはいいのだが、処理能力を超える分が大腸に回ってくると良くない。大腸では動物性タンパクは、あまり良くない分解のさ…

狂言に行ってきた

今日は久々の狂言でした。この前の旅行の時に、行こうかという話が出て、結局、あのふくだ、おーつかさん、娘、私の四人でした。お正月で、虎之助の万之氶襲名でもあったので、華やかな装いの方がおおかったです。私はといえば娘と着物で行こうかと言ってい…

昨日と一昨日のご飯

鳥のひき肉でお団子をよく作る。そのまま食べてもお鍋にしても野菜と煮てもいい。ひき肉に塩麹を少し混ぜてほって置く。お豆腐が少し残っていたので、これも入れて、よくこねこねする。ちらっとお醤油をたした。これを団子状にしてお湯に落として茹でる。昨…

「土と内臓」8

プレバイオティクスという言葉が出てくる。これは細菌の大好物の多糖類のことである。要するに食物繊維ということになるが、これが現代人はてんで足りてない。アメリカ人で言えば、必要量を取っている人は、たった3%だという。多糖類は、植物の葉に含まれる…

「土と内臓」7

大腸の中で人間が自分では消化できないものを、食べて細菌が作り出す素晴らしい副産物とは何か。(消化を細菌に丸投げしている動物は、人間だけじゃないので、そこまで恥じることはない。)それは単鎖脂肪酸、SCFAと呼ばれている。これは我々にとって、栄養で…

「土と内臓」6

この本は消化管の中で繰り広げられる仕事風景を、わかりやすく書いてくれているので少し紹介する。まず、胃、小腸、大腸という名前で呼ばれているが、大腸は小腸の大きいやつではない。これらは三つとも機能が全く違う。「胃は溶解器、小腸は吸収器、大腸は…

「ケミカル」

私は自分でも自然物の反対のものを、「ケミカル」ななどという表現を使っていたが、自然界で行われている事こそは、実はケミストリーそのものである。細菌はあの小さな体で(見えてないけど)工場もプラントも作らずに、家内工業で、化学工場のような仕事をし…

「土と内臓」5

昨日ふと見たら、東京新聞の一面の下の、書籍広告に、「土と内臓」がでていた。築地書館やる気を見せてるね。「微生物学」のジャンルで、アマゾン売り上げNo.1だと!娘が「失われゆく我々のうちなる細菌」も、売れていると言うていたが。もしかしてついに、…

「土と内臓」4

私は生協の委員をしていた時に、いろんな生産者の人たちと話をしたことがありますが、どうしても有機栽培の野菜の方が美味しいのかと、聞きますと、なんでかわからんが美味しいのです、と、実に呆れるほどわからなかった経験があります。美味しいと感じるの…

「日米合同委員会の研究」

暮れに買った「日米合同委員会の研究」を、ちらりと読み始めたが、内容があまりにアレで、心底げろげろになってしまう。元山くんのツイで、紀伊国屋に平積みになっていたので、これが売れると嬉しいみたいなのがあって、その一週間後くらいに、行ったのだが…

「土と内臓」3

年末年始やら終了で通常生活に復帰、おめでとうございます!やっと「土と内臓」を読み終えたので、少し紹介を続けます。前に読んだ「失われゆく我々の内なる細菌」と、テーマは同じマイクロバイオームについてです。土との方が、植物と食べ物に少し寄ってい…

トールキンの世界

http://wired.jp/2016/03/15/see-the-sketches-j-r-r-tolkien/トールキンの未公開のスケッチなどが、たくさん出たらしい。これを読むと、トールキンのマニアぶりは本当にすごい。「シルマリルの物語」読んでもそう思ったけど、「指輪物語」と言うのは、トー…