ペシャワール会は、医療活動を再開したらしい。中村先生は、タリバンとも傀儡政権とも、地元の長老達ともうまくやっていた。徹底的に民の立場に立つということは、誰が政権を取るかとかと、関係がなくなるということだろう。割とアナキズム的になってくるの…

若年労働者が劣悪な環境で作っていると、知ってしまうと、どんなに安くてもその服を買う気にならない、とか、マイクロプラの事を思うと、プラスチックを減らしたいと思うとか、微生物や昆虫を殺してしまうと思うと、ラウンドアップは使う気にならない、と言…

遺伝子組み換え大豆が嫌だと言う人は、そこそこ居るのに、遺伝子組み換えワクチンとなると、気にする人はほとんどいなくて、私は完全に孤立ぎみ。ビルゲイツという人は、以前から遺伝子組み換え作物に、莫大な投資をしています。遺伝子組み換え技術が大好き…

赤い木があまり固くて、なかなか彫れないので、ちょっとお休み。もう少し彫りやすい木を出してきて、これ桂だったかな、ボツになった表札の残りのやつ。少し大きめにノコギリで切りだした。やり始めたら、これはなかなか進むんだけど、そうすると長時間彫る…

時代が変わったなぁと、つくづく老人の仲間入りを感じる。ストーンズのチャーリーワッツが死んだ。病気だったのは知ってたから、驚きもなかったが。キースやミックはまだ元気。彼らは若い頃から散々薬などやってたわりに、長生きである。アリタリアがなくな…

前にも書いたけど、はてなブログでは、関連記事として、何か共通の言葉が出ている過去記事が、出てくる仕組みになっている。なんでまたこれが？と思ったが、先日は、だいぶ前に書いた「キッド」の紹介が出てきた。つい次々と読んでしまった。てんで人気のな…

人間は自分は間違ってない、自分は悪くない、と思いたい生き物なので、これはしょうがない事だと思う。ネトウヨは自分の考えを、正当化してくれるものだけを、選んで見聞きして行くので、どんどん煮詰まったネトウヨになってしまう。でもこれは誰にでも当て…

最近また水俣の事をよく考える。さまざまな微妙なお立場に、立っておられるような、お医者さん方を見てると、原田先生の言葉が思い出される。先生が左寄りだのなんだの、各方面から叩かれている時、自分は病者の側に立っているだけである。医者にとってそれ…

ここ2、3日ほんの少し、水道の水が冷たくなった。暑さの盛りは過ぎたのではないか。だとしたら、今年の夏の暑さは、去年よりだいぶマシだった。私の嫌いなクーラーを、ほとんどつけずにすんだ。仕事場の掃除と網戸の修理で、風通しが改善したのと、木が大き…

今朝見たらナミアゲハの蛹は、何者かにやられていた。木に残ったお尻の方の断面が、まだみずみずしく、衝撃を受けた。私のささやかな夢と希望を、打ち砕く現実よ！

アメリカと言うのは不思議な国だ。先住民のわずかな生き残りの他は全て他所から来た人々の国である。オースターもポーランド系ユダヤ人。移民の子どもである。でも、アメリカ人になると、みんなアメリカ人らしくなる。オースターは賢い人だし、アメリカの政…

これも硬くてやっとここまで来た。小さいと持つとこがなくて、それはそれでやりにくい。世の中には上手にできる人も、いっぱいいるけどね。笑ぼちぼちやります。ナミアゲハの蛹は、今のところ無事です。こいつは珍しく山椒の木で蛹になった。うろつかず！首…

我々の体の中で起きていることや、植物の営みも、一つ一つは化学式で表すことのできる、シンプルな科学です。前にも書きましたが、失われつつある我々のうちなる細菌、に書かれていた、妊娠から出産にかけての、乳酸菌などが、時間の経過とともに(子どもの成…

うさぎちゃんが蝉を食べる事は、ご紹介済みとおもうけど、カナブンなんかは食べません。蝉のどこがいいのかと考えたことがあります。少し前亡くなった細菌の先生が、ミミズは凄い細菌の宝庫だと、何かに書いているのを読んで、なるほどそれかと思ったのです…

この本はだいぶ前に姉に借りて、読まないまま図書室に潜んでいたところを、先頃私によって再発見された。クッツェーとオースターの、往復書簡である。二人とも私の好きな作家で、まことに面白い。オースターがユーモアをきかせた、気の利いた一言を巧みに繰…

西側バイアスの、タリバン悪のアフガン報道にはうんざり。何もかもねじ曲げる。中村さんを褒め称えていたリベラルの人達、彼の話を聞いてなかったのか？「民主主義」と名前をつけられた、アメリカ支配がそんな嬉しいなら、あんたはそれでいいだろうが、その…

毎日あちこちでガリレオ・ガリレイの、異端裁判が繰り広げられているようです。人間は本当に変わらないね。私のようなしょぼい魔女でも、身にせまるそこはかとない魔女狩り感、笑

私は箱が好きで、紙の貼り箱と木の箱は捨てられない。桐の箱はいろんなものを、保存するのに適しているので、すかさず使う。スプーンと木の実を入れるのに、ちょうど良い箱を探した。出土品の中に中身の入ってない、桐の箱と言うものがあって、それもとって…

今日は、またピリリーンてなって、完全に親指が痛くなったので、栗は一先ずおしまいにします。あとは蜜蝋で磨く。温泉にでも浸かって、指のマッサージして、ゆったりしたい！！私が大金持ちなら、世の中のヘトヘトの人たちを、一人残らず温泉にご招待したい…

病気は蔓延、地震に火事、大雨洪水土砂崩れ、我が国は地獄の様相で、敗戦記念日を迎えました。はたして誰が生き延びるのか。上流階級の皆さま、労働者納税者が激減したら、そらそれで大変なのわかってるのか？億ションの中庭に芋でも植えるか。

昨日は図書室で、チラチラと絵本を見ていた。かんちゃんはまだ小さいので、長いお話は無理だけど、家にあるもので、何か楽しめるものはないかなぁと。ホフマンの「ヨッケリなしをとっといで」なんかはどうかな。これは繰り返しの歌のような、単純なストーリ…

人間の無症状と、コウモリが発症しないこと、どちらもメカニズムがわからないので、共通点があるかどうかもわからないですが。ハムスターは発症するけれども、他の哺乳動物は発症しにくい等は知られています。amed.go.jp/news/release_2…川上浩一先生のつい…

歴史が証明する、みたいな言い方はあるが、今やそれもどうかなぁと思う。TPPなどの協定でも、10年間非開示、みたいな条件がついていたりする。そもそもおかしい事けど、それを飲ますくらいに、力関係の不均衡があるわけで。嘘が明らかになった時、訴訟が起き…

栗はまだまだですが、ちょっと仲間たちを連れてきて、ご対面させてみた。これはみんなそれぞれの木の色です。色はつけていません。そんでこのシリーズの名前を、思いついた。木の実木のまま、きのみきのまま、どうかしら。逃げる感じです。笑

婆さんの寝室の入口の蛹は、どうもだめなようです。あまり暑いと良くないと知っていたのですが、風が通らない場所で、昼間は随分暑かった。いろいろ対策を考えたのですが、やはり暑さでやられたようです。もっとなんか工夫してやれなかったかと、悔やまれま…

伝染病を引き起こすウイルスや、強力な細菌などは、大昔からいたし、人間にとって大昔から常に脅威であった。人間がみなノマドだった頃は、即その場から逃げた。定住するようになると、徐々に過密になり、これらの敵に対して、脆弱である事が明らかになった…

先日読んだ短編の中に、アイルランドの離島に渡ろうとしている、司祭の物語があった。その島で生まれた彼の過去の記憶。私は一時期、切支丹に関連する本を立て続けによんで、熊本、長崎の旅にも出た。その際に友人に借りた、NHKの新日本紀行だったかの番組も…

伝統は運動をもつものでなければならない。運動は、原点への回帰を通じて、その歴史的可能性を確かめる。その回帰と創造の限りない運動の上に、伝統は生きてゆくのである。これは白川静の言葉である。白川静の漢字学者としての業績は、膨大過ぎて、素人の私…