松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「砂の城」と栗的なあれ

ここんとこ図書室の古い本を、順番によんでいる。これも誰のものか不明。1976年の本。アイルランドの作家と言うから、読んでみた。恐れ入った。素晴らしい短編集。アイルランドの作家に外れなしが、もはや決定的となった。理由はわからんが、これは本当のこ…

8時13分

今朝時計を見たら、8時13分だった。今、広島の上空で、アメリカ人が、レバーだかボタンだかを、ちょうど操作している、と思った。こんな事を想像したのは初めてだったが、その真下に、多くの人々が、何も知らずにいたと思うと、苦しくなった。核兵器なんて、…

友との会話

昨日は、久しぶりに、おばあさんの友達と電話で話した。おばあさんは、さすがだなぁと思った。当然コロナの話も出るわけだが、あなた、平安時代だって江戸時代だって、ひどいものよ、我々が若い頃の結核にしたって。そして長崎の原爆。それぞれが自分でいい…

暑いし、

私の待っている不活性ワクチンは、塩野義の遺伝子組換えを、政府が優遇して、随分時間を食って追い抜かされたらしい。治験が終わっても、認可されないんじゃないかと心配になる。イベルメクチンも、販売規制がかかっていると言うし。この国では政権に大人し…

絵本のこと歌のこと

読む本がなくなったので、またある本を読んでいる。この本は古い本だが、姉の本だと思う。姉の昔の写真が挟まっていた。全面に梶山俊夫の絵が、ざっくりした手触りの紙に刷られていて、この本屋さんには珍しい和風の雰囲気の装丁。少し前若いデザイナーが、…

荒む、

この前から、世界で、京都のアニメ会社への放火事件や、ヤマユリ園の殺人事件、安楽死に関する記事を、読んでいたが、この世は寂しい人ばっかりやな、、と、じっとり暗くなる。幸せでない人が多すぎる…政府のやることを見ても、人への愛情のなさ、酷薄さが溢…

負けず嫌い

負けず嫌いというものは、割と肯定的に考えられているが、私は良くないと思う。そもそもなんでも勝ち負けや損得など、2分割できるものではない。物事には多様な側面があり、時間軸も絡んでそう簡単ではない。それを単純に評価する事も、そもそも間違っている…