松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

科学、文学あるいは哲学

我々の体の中で起きていることや、

植物の営みも、
一つ一つは化学式で表すことのできる、
シンプルな科学です。
前にも書きましたが、
失われつつある我々のうちなる細菌、
に書かれていた、
妊娠から出産にかけての、
乳酸菌などが、時間の経過とともに
(子どもの成長とともに)
変わっていく(場所や量や細菌の種類が)
一連の動きは、
親切とか思いやりとか心配り、
とか言う言葉が湧いてくるような、
文学の様相を呈しています。
さまざまな種の関係の化学式は、
規模が大きくなるにつれて、
壮大な叙事詩のように膨れ上がり、
文学から哲学へと進む。
なんなんだこれは!と、
私はいつも圧倒される。
現在の医師や学者は、
あまりこう言う感想を持たないのかな、、