松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

レタリング

昨日は頼まれて、英文の描き文字をかいた。
上手に描けて、びっくりした。笑
何より早いし!

物差しで一本線を引いてそれに沿って、
どんどん描いて、最後に中を塗りつぶすんだけど、
ペンを動かす時間だけで、すぐ完成した。
よく見ればeが少しづつ違うし、字の高さも揃っていないが、
全体としてみれば問題にならない。
なんせ私の字だから。
欧文のフォントは死ぬほどたくさんあるので、
よく似たフォントはあるかもしれないが。
字の間隔は、隣の字の出っ張り具合を見ながら、
私の自動制御装置が一瞬に判断して、
バランスを取っていく。
全て適当である。笑

これを描いている時、また昔の事を思い出した。
姉たちは金沢の美大に通っていたが、
レタリングという授業があって、
既成の書体を模写するのである。
あれは面白そうでもあり大変そうでもあった。
ヒーヒー言ってた。
当時は烏口や面相筆、溝引きの世界である。
私はあれは苦手かもしれんね。
規定演技はダメでフリースタイルが得意なタイプや。

久々にケント紙を使った。
最近はステンシル用の厚いでこぼこの紙ばかり使っているので、
古いケント紙のパッドを掘り出して。
紙だけは姉の時代と変わらない。
ペンはこの前見つけたロットリング
とはいえ、昔のお尻からインクを入れるやつではなく、
カートリッジになっている新し目のタイプ。
少しインクが薄めの感じがするが、
詰まるという事がなく使いやすかった。

デザイナー氏の一発オッケーをgetや。