松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2017-01-01から1年間の記事一覧

手習い3

あまり上達もしないので、本日は出土品の尽くしのお道具を、ご紹介します。硯箱だけは超立派です。硯は持っていたもの。筆は100円と書いてあるし、墨も、ありふれたものっぽいが、今一番右の斜めになってるやつを使っているが、なめらかなすり心地でよろしい…

手習い2

今日もちょっとだけやった。よくよく思い出してみても、お習字を、高校でやった記憶がないから、中学以来ということや。随分昔や。

うさぎちゃんの経過

うさぎちゃんが怪我してから1週間である。結構重症で、状態がなかなか変わらなかったが、やっと足が下ろせるようになった。昨夜は私のそばでお腹を出して熟睡していたので、よっしゃと集中マッサージをやった。今までもやっていたけどね、悪い脚を下にして寝…

宝くじ、

今日は寒い中用があって銀座方面に出かけた。数寄屋橋のところがすごい人波で長い列ができている。何かと思ったら、宝くじの販売らしい。うーんと唸る。宝くじくらいしか思いつかないのはよくわかる。金欠病が蔓延してるもんね。楽しみで買うのに異存はない…

手習い事始めや

本日は私の手習いのお書き初めでござった。てんで難しいねぇ。王羲之先生うますぎるね。どういう風に筆を運ぶとこのラインができるのか、わからんとこもあるし、まっすぐも難しいし、左のはらいも難しいし、リズムがうまくいかないとね。ま、まずはせっせと…

贈与の関係

貨幣経済の世界では代金の支払いをもって、関係は終了する。一方贈与経済の世界では、終了という事がなくて、関係は永遠に続くと言える。永遠と聞くとちょっとギクッとするが、家族というものを考えると、そうなんかなぁと思う。お母さんは赤ちゃんにおっぱ…

数字

味噌や塩麹などの賞味期限とか、出来上がるまでの時間とかを常に聞かれるのだが、いつもうまいこと答える事ができない。 塩麹については麹屋さんが出しているレシピも、実にいろいろで、出来上がりも2週間から2ヶ月まで、異様に幅があったりする。実際季節に…

丸っこい

現在アメリカではビルゲイツら三人の資産が、国民の総資産の50パーセントを占める。日本もほぼ同じようになっている。そして実際一番上の人が権力を握っていて、最も偉くて強い。そこには年収の長い長い段階のスケールがある。そしてその一番下の年収ゼロの…

麹屋さんの事

今日風邪で欠席した妊婦さんは、旦那さんが福井県の丹波の人で、私が京都で買った大阪屋さんという麹やは、本店は舞鶴なのです。なんとこのお店は実家に近いらしい。帰省した折に行ってみると言っていました。 今日きた別の妊婦さんは実家が富山だそうで、富…

味噌作り講習会2

本日の講習会も無事終わりました。私の古い友達が、妊婦達に混じったので、珍しいおばさんの話が聞けて、面白い部分もあったけど、うるさい感じもしたかもしれんが、とにかく、美味しい美味しいと言ってたくさん食べてくれました。今日はハンバーグ定食。味…

安静の大獄

世界中でよくないことがいっぱい起こっていて、日本ももちろんそうなんだけど、私はどうも気分が晴れない。憂鬱で仕方ないです。私は楽観主義者でないのは確かやな。 まぁ、やれる事をやって、どうにかこうにか生きていく、と言うのが人生なんだろうけど。そ…

うさぎの受難

本日うさぎちゃんは病院に行ってきました。朝の散歩で、急激な方向転換をした時、運悪くリードが足に絡まって、すごい勢いで転んでしまった。とにかくうさぎの飛び出す力がすごいので、急ブレーキがかかって、交通事故にでもあったようにすっ転んでしまった…

熊楠展

科学博物館で熊楠展覧会が始まるらしい。教えてくれた親切な女性と、いつ行くのが良いかを散々協議した。最近は博物館も美術館もえらく混む。美術館によく行くおばさんたちは、(私もそうだが、)終わってからお友達とランチすることがある。だから午後一を狙…

味噌作り講習会1

本日1回目の味噌作り講習会終了しました。ご家族に入院する人が出たりで、当初の予定より減り、2名だけでしたが、一人コブ付きでしたので実は3名です。もなちゃんという九ヶ月の少女ですが、以前は機嫌よく抱っこされてくれたのに、今回はダメで、私が抱く…

原田さん、頑張れー!

以前やまで紹介した、「日本の枯れ葉剤」の著者原田さんの出てくる記事が、昨日は私のTLに三つか四つ流れてきた。日刊SPA!の記事である。枯れ葉剤の埋められた国有林の話である。「世界」の記事よりよほど目立ったようである。原田さん、頑張れ!https://ni…

「動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか」2

人間が一番偉い、もしくは特別な存在、という物語はキリスト教と深く結びついている。これは学究の世界にも深く染み込んでいる。たまに生物に関する本を読むだけだが、その私でさえ、何度か目にしたのが、アカデミズムの場面で、他の動物に擬人的な表現を使…

「動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか」さわり

この本もまた私の待っていた本でした。今、私に面白い本を教えてくれる神様がいる感じ。 進化認知学という新しい分野の本である。これまで人間を頂点とする、直線的な、賢さの段階を我々は信じてきたようだが、実はそれぞれの動物は、自分たちの生き方に即し…

長いけど

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/八丈小島のマレー糸状虫症 私のフォローしている学者さんたちの間で、話題になっているウイキの人が罹るフィラリアの、根絶に向けた話を読んでみたが、ものすごく長いが凄い力作であって、感動ものであった。以前同様に日本…

無銭経済宣言」8

実践編に入ると、人間が暮らしていくために必要なあれこれを、様々な分野の無銭アイデァと参考になる意見、本などが紹介されている。以前世界でも記事になっていたし、チャヴでもこの問題が語られていたが、イギリスに関して言えば全土の実に70%が、ごく少数…

赤ちゃんの力

赤ちゃんといえば、「チャヴ」では、シングルマザーがすごく叩かれるわけです。家庭が崩壊していて躾が出来ていない、性道徳が話にならない、みたいな。髪振り乱したシングルマザーが、チャヴの典型として出てきて、テレビなどでも軽蔑の対象になる。これ本…

ぎゃーーん

アニマルライフさんついとより

「無銭経済宣言」7

著者が言うように、社会的受容、承認欲求と言うものは、なかなかに根の深いものである。私の予想だが、ヒトが一人では生きられない、集団に受け入れられて始めて、生きていけるというタイプのサルである事と、関係があるのではないか。実際、自分がクソだと…

「無銭経済宣言」6

カネ無し生活、簡素な生活に移行しよう、というところまで行った人から聞かれる心配事で、最も多いのは、友達、家族、地域の反応に関するものだそうだ。「なんだかんだ言っても結局、お金を持たなければ、貧しいだとか人生に失敗しただとかの、烙印を押され…

オール沖縄、おめでとう!

今日の夕刊には驚いた。ベルリンに本部を置く国際平和団体、「国際平和ビューロー」は、今年の平和賞を、辺野古に反対する「オール沖縄会議」に授与したと。不撓不屈の非暴力闘争として、満場一致で決定したという。同時受賞がチョムスキーとコービンという…

「無銭経済宣言」5

地球にともに依存しあって生きる仲間の、一体感を本では「ワンネス」と表現している。ワンネスの概念を共有するものの間では、ものの貸し借りも普通にできる助け合いが、生まれる。 このワンネスが気に入らないのが、経済さん達である。彼らにとっては、同じ…

「無銭経済宣言」4

我々がとらわれているものに、お金が大事という物語ともう一つ、人間が一番偉いという物語もあります。これらは繋がっている。 我々が時間も体力もすっかりみんな捧げて、お金を貰うにはこうするしかないと、ボロボロになりつつ思い込んでいる状態に対して、…

「無銭経済宣言」3

我々は自分の心に瞬時に浮かぶ感情や感覚みたいなもんは、生得的なもので自然な、ものだから、仕方ないと思いがちである。しかしそういうものも現在自分が採用している、(意識的にせよ無意識にせよ)ある種の物語に、影響されて沸き起こっているのである。 こ…

「無銭経済宣言」2

持続可能性を目指す「無銭生活」は、移行段階として「なるべくカネを使わない生活」を、経ていくことになる。これらは、似ているように見えて、「倹約生活」とは全く別物である。 資本主義経済とは、ものをできるだけ安く作ることに、たゆまず努力するもので…

展覧会二つ

今日は浅草の手ぬぐい屋の上にあるギャラリーで、しめ縄の展覧会に行ってきた。そのあと京橋のギャラリーで、姉のお友達の能島芳史さんの個展。ご本人には初めてお目にかかったが、すごいいい人でびっくり。顔からしていい人さがにじみ出ていた。 出土品の派…

反省中

人にものを伝えるのは本当に難しい。私は失敗ばかりを繰り返して、全然上達しない。両者の危機感に開きがあればあるほど、こちらは焦り、あちらは攻められているように感じ、いよいよ警戒する。空回りした挙句に、相手を傷つけ、ついでに自分も自信を失う。…