松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

中トロ丸

まだまだだけど、これも完全に持ち心地がいい。

腰が抜ける、

新しい「世界」を読んでいて、凄くショックをうけてしまった。ま、よくある事なんだけど。エリック・ホブズボームという歴史家の、伝記本を三宅芳夫氏が解説している。私はこの人の本は読んだこともなく、全く知らなかったのだが、なかなか凄い人である。ア…

「供述」について

ペレイラの「供述」という文体は、タブッキの発明だとばかり思っていたが、実は先例があったかもだ。たまたま読んだシチリアの短編の中に、フェデリーコ・デ・ロベルトという人の、作品が出てくる。この本に翻訳されているのは、「ロザリオ」という作品で、…

次は中トロ

次のはこれ。赤い木だけど白いところもあって、中トロな感じ。昨日指をちょっと切り出しで、突いてしまって血が出たが、幸いもう治った。ありがとう、私の修復システム!我が庭は落ち葉の真っ盛り。今シデコブシとキモクレンがすごくて、この後ソロと桜が続…

バスクの続き

スペインの歴史がややこしくて、私にはお手上げである。手短かにまとめるのも不可能だ。バスク語の禁止などの締め付けは、内戦の時バスクが、共和国政府側についたことへの、勝ったフランコ側からの報復な訳だ。元々はかなり自治権を持っていた。スペイン内…

バスク

「アコーディオン弾きの息子」は、なかなか凝った作りの、中身の濃い小説であった。著者のベルナルド・アチャガは、バスク語でこれを書き、訳者の金子奈美氏は、バスク語から訳している。日本でただ一人のバスク語訳者だろうか。バスク語はフランコ政権から…

時間切れ、、

ショックドクトリン、惨事便乗資本主義が、空前の規模にキマッて、富の偏りは、以前にも増して、酷くなった。資本主義は元気いっぱいである。こうなるともう修復は難しいかも。時間がない。時間切れで試合終了の予感や。それにしてもネオリベの、キリのない…

バスク、シチリア

今バスク語で書かれた、バスクの本を読んでいる。若い頃を振り返った自伝的なものだけど、スペイン内戦の事が出てくる。内戦と言うものは難しいな。国と国の戦争なら、どんなにやられても、終わった時点で兵隊は自分の国に帰る。内戦は殺し合った関係者、そ…

完成はまだ、

もらった生姜を干してる。一緒に記念撮影。

井村さんの大豆!!

20年以上有機を続けていると生態系が豊かになります。害虫も多いが益虫も多い。自然界に一人勝ちはありません。害虫が増えれば捕食する虫や鳥が増える。1割、2割を生態系に分けてあげて減収しても、長い目で見れば減収にはならない。そんな考えに至っていま…

絶望の朝が来た!

半殺しの目にあっても、這って投票所に行って、じみんとうと書くんだから、これは、殉教願望というか、どうすることもできん。りつみんは足を引っ張るとは思っていたが、酷い惨状やね。執行部はやめた方がいい。

ちょっとだけ山

昨日はかんちゃんと奥多摩でした。病み上がりだからパスかと思いきや、割と大胆なご両親さまである。ところがかんちゃんの持ち物、リックごとそっくり忘れてきて、かんちゃんのお靴がない!歩きたがって暴れるので、靴下重ねばきで少し歩かせた!ごく短いハ…

朝の芋的なもの

ペレイラ終わり

カルドーソ先生についてもう一つ。先生はペレイラに打ち明ける。こちらもだんだん住みにくくなったから、サン・マロの海洋療法施設に移るつもりだと。サン・マロ!!「すべての見えない光」の舞台。あの本とこの本、実は同じ時代を描いている。サンマロは、…

またまたペレイラ

ペレイラが出会った青年は、モンテイロ・ロッシと言う、ちなみに彼女はマルタ。今考えるとマルタの方がボスやな。彼はなんとか頑張って原稿を書く。ペレイラがそれに原稿料を払ってくれるから。彼らは常に活動資金が枯渇状態。(ポケットマネーで!笑)原稿は…

ペレイラの続き、また

さてここで先日読んだ、著者タブッキ自身による言葉である。(牧野素子氏の研究ノートから引用)「ポルトガル語で《ペレイラ》は「洋ナシの 木」を意味する。イタリアでユダヤ系の名字が 都市の名に由来するのと同様に、すべての果樹 の名はユダヤの出自を表す…

変な国や…

立憲の比例票を全て、国民民主にカウントするつもりなのか。それにしても同じ表記にするって、選挙の意味ないのに、こんなバカなことがまかり通るとは!

ペレイラの続き

「供述によると、ペレイラがはじめて彼に会ったのは、ある夏の日だったという。」これがこの本の出だしである。この書き方で最後まで続く。ペレイラさんは、なんだか知らんが、彼という誰かが関係している事件で、逮捕されて、訊問されているということがわ…

奥多摩ーー!涙

今日はかんちゃんと初の、山行きだった。これを励みに生きてきたのに、昨夜お熱!で中止…仕方ないけど悲しい。大量のお弁当、、、

再読、供述によるとペレイラは…

この前反ユダヤ主義に関するものを、読んだ時、タブッキが、供述によるとペレイラは、について書いている小文を読んだ。それを読むとまた、違ってくるなと思って。人はわかることしかわからないけど、いろんな事の影響により、わかることはその時々で変わる…

政治活動

昨日は一日中ひどい雨だったので、今朝チラシ配りをしてきた。この前も一度やったので、今回は少しエリアを変えてみた。勝手に。笑前回から婆さんの家の引き出しで見つけた、ゴムの指サックを使って折ったんだけど、アレは素晴らしい発明品である。全然能率…

末世

鑿や彫刻刀を作っている道具屋さんの、廃業の話があった。ここの鑿を使っている。少し前には胡粉の原料の貝が絶滅した!という話。胡粉は貝殻を何十年も晒して使うらしい。材料、道具がなくなって、だんだん何もできなくなる。職人も絵描きも彫刻家も絶滅す…

しかたないのか?

ナチスドイツのホロコーストは、その規模も何もかも強烈すぎて、普通に考えてリアルに想像できない。信じられないし、信じたくない。だから知りたくない。というふうにたいていの人は考える。エウナウディが断ったことに関して、その見解はずっと気になって…

再読「ある家族の会話」

ナタリアギンズブルグのこの本は、1992年のものだから、かなり久々の再読となった。彼女の育った家、家族の日常を、懐かしく書いている。全員がなんらかの反ファシズムの運動に、関わっており、結婚したレオーネギンズブルグは、運動の指導者で、逮捕されロ…

今咲いてる秋の薔薇

ヴェルナーのことも一つ

自然科学系の本などは、2度目に読むまでに、こちらの知識が増えていたりすると、前よりずっと理解しやすくなる。今回のような小説ではどうか。私の読解力が短期間で変わる事はないのだが、気になる部分が前とは少し変わるようだ。ヴェルナーの苦悩の全体像が…

再読「すべての見えない光」

ようやく本を読み終えた。たまにずっと読んでいたいから、終わりにならない方がいい、と、思う本があるが、これがそんな本だ。それぞれドイツとフランスに、生まれた二人が、戦争の最中に、出会い、すれ違う話なのだが、二人を繋ぐのはラジオ、この本の本当…

恐怖を感じている、、

霊長類研を解体しようとしている人達は、学術会議の任命拒否と同じで、学問の自由を取り上げようとしている。支配に邪魔な人たちを排除しつつある。松沢先生は解雇されたらしい。ボノボの研究で世界的に有名な先生だ。山極先生は包囲されつつある。京大も持…

甲斐がない、、

私はお化粧もしないし、顔洗うのも忘れるほどなので、ほとんど鏡と言う物を見る機会がない。したがって本人は、緑の髪の事は、ほとんど忘れている。なんか、甲斐のない感じ、、

お待たせしました!

さて2度目の緑染め!煙草だいたいやめ記念です。