松井なつ代のやま

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軍事費

アメリカはずっと戦争で儲けて来た国だから、

それなりに強いのかと思っていた。

軍事費の額を見ると、

アメリカはこれが断トツの世界一。

二位の中国の、2.7倍。

3位インド、4位イギリス、ロシアは第5位。

ところがこの何年かで、

アメリカの武器について、

特に知りたくもなかったのに、知ったのは、

どうもそんな強力そうでないということ。

戦争では鉄砲の弾というものを、

バンバンと使うわけだが、

これが足りない。

武器の中では最も古典的基本的なものだが、

要するに安いもの。

こういう安いものは旨味が薄いし、

株主の注目も得られないので、

いまや生産ラインも少なく、

国内で作れる数はちょっとだと。

ロシアに比べるとお話しにならないくらい。

ちょっと正確には覚えてないけど、

アメリカの一年分を、ロシアは1日で作る、

みたいな感じのおはなしにならなさ。

で、凄いミサイルなんかはどうかと言うと、

極超音波ミサイルと言う最先端のやつ、

これがあるのはロシアで、

アメリカは技術がないと。

では使い勝手のいいドローンなどはどうか、

これも安いもののせいか、

高性能のものが作れる最新技術は、

中国が持っている。

 

世の中の物の値段と言うのは、

何にせよ怪しいものだが、

日本はアメリカから戦闘機を買っているが、

1匹の値段は世界の他のどの国より、

高く買わされている。

もっと酷いのは、お金は何年も前に払って、

現物が届いてないと言うケース。

ないのにメンテサービス経費みたいなやつは、

普通に払ってる。笑

さっきの比較で言えば、

日本は9番目の位置である。

これは国民が!払った総額であって、

現物がなかったり、

使い物にならないポンコツだったり。

もしかしてこれと同じようなことが、

アメリカ自身にも言えるんではないか。

軍事産業のために、国はどんどんお金を流す。

かけたお金と軍備は釣り合ってるのかどうか。

GDPとおんなじで、

アメリカは自分で積み上げた実体のない数字に、

自分が騙されているような気がする。

アメリカは狡賢いやつだと思っていたが、

最近は、ただのバカじゃないのか、

と言う疑惑がムクムクと。

秘密の会議を重ねて、

散々頭をつかってやったことが、

よその国のパイプラインをぶっ壊す事だとは!

サウジの王子がアメリカの傲慢さには、

もう我慢できない、と言っていたが、

多くの国が、そうそうそれそれと頷いている。