松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

動的平衡 教養

生きていると言うことは、

動いていること、と言うのは、
全てに当てはまるのではないか。
先日の白川先生の伝統の話も同じである。
原点に戻り、何かを付け加え、
と言う動きがなくなると死んでしまう。
これも動的平衡なのだと思う。

ネット上に最近は、
驚くべき専門家が次々現れるが、
人文系も結構いる。
彼らに共通するのは、狭い専門領域以外の、
ことは何も知らず、知ろうともせず、
あろう事か素人は口出すなとマウントする。
こういう人は皮肉さえ理解できず、
見ていて、痛いというやつである。
このタイプはずばり教養がない、
のではと、思う。笑
専門領域にかじりつき考え方が狭量。
最近人気のない教養だけど、
やはり大事だと思う。
そんなことなんの役に立つ?出た、
役に立つの現在の意味は、
金になる、であろうか。
知の領域もまた、
さまざまな方面から刺激を受け、
微調整しつつ動いている。
狭い穴を掘り進み、
動きの振れ幅が小さくなれば死んでしまう。
全てのことは繋がっていて、
実は境界というものはないのだから。
教養は動的平衡の役に立つ!
つまり生きるために必要なんだ。
白川先生はもちろんのこと、
福岡先生もなかなかの教養人である。