松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

お料理はどう?

最近は自己満足を悪いことのように、

悪口みたいに使う人がいるが、

これは我々に幸せになってほしくない、

悪の組織の陰謀である。

あなたが満足するために、

多くの人が不満足を味わう場合は、

問題になるが、そうでなければ、

自己満足は良いことだ。

手軽に自己満足を手に入れるには、

どうすればいいかなと考えたのだが、

やはり料理が良いのではないか。

自分で作って食べて、

あー美味しかった!と思うことは、

完璧な、良い自己満足である。

私は毎日大抵はこれである。

なんやかんや言って、

わたしは何十年もやっているから、

ベテランではあるが、

初心者でもうまくいけばうまく行く。

料理は熱を使って加工したりするから、

科学的な部分もあるし、

材料の質の見極め、お財布との兼ね合い、

転用のスキル、手際の問題、

道具の問題など、

なかなか複合的な代物であるが、

とにかく工夫の余地があり、

続ける事で上達するし、

楽しくなるものである。

なにより、あー美味しかった!

と思えれば幸せなんだし。

料理は奥が深く、

単純なものでも、少しの工夫で、

より美味しくなる。

ついこの間もプレーンオムレツの、

改善に成功した。

私は塩はほとんど塩麹で代用している。

麹菌は蛋白質アミノ酸に変える。

だからまぶしておくと美味しくなるし、

アミノ酸の方が分子が細かいとかで、

柔らかくしっとりする。

お肉やお魚ではこうしていたが、

卵も塩麹をよく混ぜてしばらく置くと、

しっとり美味しくなった。

バターを溶かしたフライパンで焼くだけ。

バターが最近は高くて不味くなったのが、

困りものであるが。