松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

12門!!!

免疫の仕組みが複雑過ぎて、

悪い頭では理解できない。涙
一連の仕事の幅は広い。
外敵の到来を各方面にお知らせする、
関係者駆けつけ、抗体を作って、
炎症をおこしやっつける。
次に備えて外敵の情報を読み取り記憶する。
などなど。
今のワクチンはこの記憶の部分が、
出来てないと読んだことがある。
本当に多くのメンバーが集まって、
手分けしてやる複雑なお仕事だから、
そう簡単に真似られないのかも。
実際にかかるのが一番確実?
という身も蓋もない話になったり。
撹乱によって免疫力が落ちると言っても、
どこがどうなるとこうなる、と、
すっきりわかるようなものではない。
面倒な事になるということだけわかる。
生物の分類で、
門と言う大きな括りがあるでしょ。
界の下。
動物のほとんどは9門にわかれている。
我々人間は、
いろんな獣や鳥や魚や爬虫類や両生類などと、
みんな一緒の1門に収まっている。
それなのに、我々の腸の中だけで、
12門の細菌の種が居るんだと!!!
これはちょっとやそっとのことではないよね。
だって同じ脊椎動物門の仲間だけに、
魚と人はそっくりやなぁと、
思う人はあんまりいないだろう。
腸内細菌の事を知ったのは、
ごく最近の事な上に、
培養できないものも多くて研究しづらい。
その上こんな幅があって種類が多いんじゃ。
知ってはいたが、なかなか難しい。
ため息…