松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

呟かないけど、

私は頭の回転が遅いと自覚しているので、Twitterのような速い人向けのツールは、

使わない方がいいと思っている。
やまの更新のお知らせだけ。
でも有効に利用させてもらっている。
絵やものを作る人の作品を見ているうちに、
類は友を呼ぶ的にどんどん増えて行く。
絵と言っても本当に様々であるし、
糸や布や木や石や、あらゆる素材が使われる。
なんと言っていいか分からないジャンルも。
有名な人もいれば、
ただ自分の楽しみで作る人もいる。
素敵とか上手いとかと言うより、
その多様さに圧倒される。

木喰仏の魅力は、上人の一途な信仰が、
そのまま現れたものだからだと、
柳は書いているが、
仏像に限らず、すべての表現物は、
まず、心が頭かわからないが、
人の中に思いがあって、
それが溢れ出たものであろう。
そうしてみれば、人間というのは、
なんといろんなことを考え感じるものか、
と、呆れるほどである。
そこが限りなく面白い。
マルクスは資本家が効率化の為に、
仕事を細切れに分業させる事で、
人が本来持っているさまざまな能力を、
奪ったと書いている。
資本主義の本質を取りこぼしなく見抜いた、
マルクスの凄さにも恐れ入る。