松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

菊花展

今朝の新聞の日曜版は、菊の話であった。
菊花展に飾られているあのすごい菊である。
私は狙って見に行くほどのマニアではないが、
昔たまたま行きあって見て、これはすごい技術で、
不思議なものだと激しく思ったのであった。
昨夜は金魚の鑑賞と作成が中国からという話を、
たまたま読んでいたが、
これもまた中国から伝わったものらしい。
(日本では平安時代に貴族が鑑賞し江戸時代に庶民に広がった。)
中国は偉大なり。
江戸時代も偉大なり。

名前も面白い。
大きな花がこんもり山のように咲く奴は「厚物」(あつもの)
細いパイプ状の花びらが茶筅のようになっているのは、
「管物」(くだもの)と呼ぶらしい。
「千輪仕立て」という一本の苗から、
ドウム状に数百の花を咲かせる物など、
どうやって作るのか、信じられない。
これはさすがに難しいらしいぞ。

菊花展は全国にあるが、私は久しぶりに、
新宿御苑に行ってみようかと思う。
(11月1日から15日)
この公園が好きで一時期よく行ったが。
最近はご無沙汰している。
東京で有名なのは歴史のある日比谷公園の物らしいぞ。
(11月1日から23日)
これもまた高齢化、後継者不足らしい、
誰か是非この技術継承してー!