手!
残りご飯を焼きおにぎりにする話は、
前に書いたけど、
鉄板に薄くごま油を引いて、
味噌をつけたおにぎりをのせ、
魚焼きグリルで焼く。
私の味噌はあまり塩からくないから、
生の味噌をそのまま塗る。
焼くと甘味が増す。
このごま油だけど、ほんの少しでいい。
私は一滴垂らして、指で塗る。
鉄板はまだ焼けてないから熱くない。
こう言うの、衛生観念の育ちすぎの今の人は、
絶対やらないかもね。
これを紙なんかでやると、
ほとんど紙が吸ってしまう。
ケーキの型にバターを塗る時、
指でやったりすると思う。
あれと同じ。
そうだ、味噌も手でつける。
指は洗えば何度でも使える。笑
崩れやすい煮たお魚など、
お皿につける時、手で捕まえる。
母もそうしてた。
手は素晴らしく便利だと、
母は、よく言ってたし、
私も完全に同意。
毎日糠漬けを食べてるが、
あれをかき混ぜるのももちろん手である。
糠床は、カビ細菌の巣窟である。
で、あれは美味しい。
美味しいものは、食べていい。
(食べ過ぎは別問題)
なぜ美味しいか、
我々の体もまた細菌の巣窟であるからだ。
だから体が欲しているのさ。
とにかく料理は素手、
これにかぎる。