松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

蝶化に向けて頑張り中。

蛹は今朝も元気にぶら下がっています。

蛹の形は、実に充実した美しさで、

いつ見てもほれぼれ、みとれてしまいます。

じっとしているように見えて、

この中ではすごい事が、進行中なのです。

生き物と言うのは、いっときも、

止まる事なく動き続けるもので、

それが生きていると言う事です。

芋虫を構成していた物質が、

一度混ぜ合わされ、

それだけを原料にして、再編成される。

影も形も無かった、

翅や長い脚や触覚などが作られます。

それも最終形態を見越して、

折り畳まれた形で出来上がっていく。

美しい色彩もついて!

羽化の直前になると、

脱ぎ捨てる殻と体の間に隙間が出来、

翅の模様が透けて見えるらしいのですが、

この蝶ではヒョウ柄がうっすらと。

それを出来れば観察してみたい。

最後の奴はまだです、

今日か明日ではないかと。