蝶化に向けて頑張り中。
蛹は今朝も元気にぶら下がっています。
蛹の形は、実に充実した美しさで、
いつ見てもほれぼれ、みとれてしまいます。
じっとしているように見えて、
この中ではすごい事が、進行中なのです。
生き物と言うのは、いっときも、
止まる事なく動き続けるもので、
それが生きていると言う事です。
芋虫を構成していた物質が、
一度混ぜ合わされ、
それだけを原料にして、再編成される。
影も形も無かった、
翅や長い脚や触覚などが作られます。
それも最終形態を見越して、
折り畳まれた形で出来上がっていく。
美しい色彩もついて!
羽化の直前になると、
脱ぎ捨てる殻と体の間に隙間が出来、
翅の模様が透けて見えるらしいのですが、
この蝶ではヒョウ柄がうっすらと。
それを出来れば観察してみたい。
最後の奴はまだです、
今日か明日ではないかと。