松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

着物の話二つ

やっと娘の着る着物が決まった。

遊びや畑やかんちゃんのお熱で、

相変わらず娘は忙しく、

着物を見にくる時間が取れなかった。

結婚式は6月。

私はホテルだから袷でもいいかと、

思っていたが、

姉がお姉ちゃんの単でいいのがあると、

二枚送ってくれた。

見たらこれが話で聞いていたのと、

実物が全然違って!

これ私もよくあるが、

色と柄が二枚の着物で混ざって、

または逆になって記憶していたりする。

ええっーってなったが、

結局その単の推しではない方が、

選ばれた。

帯はうちにあったもの。

軽くて涼しくて良かったと思う。

ただ、あれこれ出した着物が、

タンス部屋に広がったままである。

一人で粛々と片付ける事に。

ま、いつものことやが。

着物と言えば、じいさんの仕立ててない、

夏の反物があって、

長らくどうしたもんかと思っていたが、

娘の夫が着たいというので、

仕立てる事にした。

麻と木綿だがどちらも良い生地。

昔のもので小さくできているとかで、

どうなるかと思ったが、

上手にあわせてくれた。

木綿の方がより寸法が足りなそうで、

これは娘が着るという。

藍の縦縞だが、裏は横縞に染めてある。

こういうものがあるんだねぇ。

不思議なニュアンスのある縞柄。

竺仙と言うとこのものや。

着て見せてくれたが、

どちらも最高にカッコいい。

けいちゃんは今時珍しい着物の似合う男で、

普段から着物着ててもいい感じ。

夏の花火の準備できたね。