絶対投票しないという人は一定数いる。
意外と都市部に多いのかもしれない。
そういう人たちは私がいいと思う政策の、
まさにそのいい所がよくないと思うのである。
例えば貧困をなくすというような言葉が出てくるが、
まさにそこが嫌だと感じる人がいる。
こういう人に政策をつたえても、
逆効果になると言うか、逆張りに走るというか、、どうする、、
それは私が何回も、実際に、
そういう人の言い分を読んだことがあるから思うのである。
いわゆる自己責任論の人たちである。
貧乏人は努力もせずにそうなったのであって、
そういう人が社会保障で救済されると、
自分の努力の価値が減ずると感じるから、
反対であると。
負け組は辛酸を舐めていろと。
はっきりとそう話す人がいる。
しかしそういう彼の、努力が報われて手にした地位とは、
名の知れた大学に入って、
そこそこ有名な企業に就職したというレベルで、決して大金持ちではない。
そうやってるうちに自分の足元が崩れてくることに、
気がついていない。
この手はヤングの世代にもかなり居る。
もちろん政治家や企業のトップや医者など、
学歴エリートにいっぱいいる。
だから世の中はこうなっちゃったのだから。
ただ、ごく普通の庶民レベルにも、
ショボいネオリベタイプが結構多そうなのが問題、特に東京は。
選民意識を持つハードルが超低い。
恥ずかしげも無い差別意識丸出しを、
すごいすごいと持ち上げるのは誰なのか。
やはりお金なんだろうな、問題は。
お金を全ての評価基準にする社会は、
すなわち差別を容認する社会と言える。
こう言う考え方の蔓延は、
選挙どうこうでなく、
社会の根本的な深刻な問題だと思う。
そして選挙で変えられる気もしない。