松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

小説

今日本では国語教育で、

文学作品より、契約書の読み方などに、

重点を移しているが、

これは全く私には理解できない。

復員兵の話は、小説である。

そういうものが出てくるなんて、

予想していなかったが、

これを読んで初めて私には理解できた。

世の中には経験値も高く、

理解力想像力に優れた人もいるから、

一次情報だけでわかる人もいるだろうが、

私には無理だ。

人間はいろいろだから、

小説家はいろいろで、さまざまな部分を、

さまざまなテイストで掬い出す。

それがいい。

何かにどっかで引っかかる。

そんな出会いが読書の意味だろう。

契約書はねぇ、

まぁ大事じゃないことはないけど。