松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

価値と使用価値

この前読んだ斎藤幸平くんの本に出てきた、

マルクスの価値と使用価値は別という話、
これはまさにイベルメクチンの騒動に、
ぴったり当てはまる。
薬剤メーカーは、
安くて全然儲からない薬でなく、
後継の三桁くらい高い薬を売りたいので、
コロナには効きませんと言う。
WHOは一緒になって、
使うなという圧力を加える。
有効と無効の数字を入れ替えた、
嘘の論文まで作って妨害する。
しかし使用価値がとんでもなく高いので、
ついにイギリスもアメリカも政府主導の、
治験をはじめた。
日本もやっと民間で治験が始まる。
大村先生が作った薬なのに。
お家のそばの駐車場で見つけた菌から、
作ったお薬らしいよ。
メロンのカビからできたペニシリンみたい。
価値のためなら命の事など、
目に入らないのが資本主義なんだ。