松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

足を洗う

庭の水撒きは重要な日課である。

動植物を激しい日差しと乾燥から守るためと、
幾らかでも涼しくならないかという願いもある。
これは結構時間がかかる。
履物が濡れると嫌なのではなから、
裸足でやる事もある。
たいていはうさぎも一緒に庭に出るので、
終わるとうさぎの足を洗い、
自分の足も洗う。
庭の水は井戸水なので冷たくて気持ちいい。
この際、時々思い出すのは、
自分の子どもの時の話。
家族でテレビを見ていた。
ちょい時代劇みたいなやつ。
娘さんが「おとっつぁん、お願い足を洗って!」
私「足ぐらい自分で洗えばいいのに」
一同大笑い。というやつである。
私は小学校の多分低学年で、ヤクザ用語に疎かった。

外の水は冷たいが水道水はやけにぬるい。
おそうめんやお蕎麦を茹でて冷やそうにも、
冷えないし締まらないしとても具合が悪い。
実家の水道は伏流水で夏でもとても冷たかったが。