松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

モロトフカクテルのさわり

これは「暴力」というものについて考えなおそう、

その意味を再定義しようというという本です。
なぜならば現在そこにに大きな誤解、間違いがあるから、
そして、なるべく急いでそれをやる必要がある。
なぜそういうことが必要かと言えば、
皆が絶対ダメと思っているはずの暴力が、
厳然とここにあるのに、人はそれを認識できない。
加害にも被害にも気がつかない。
そしてその暴力によって、
「大いなる生命の織物」と彼が言うところの、
生態系そのものの存続が危機に瀕しているのに、
暴力の定義の間違った認識が、
これに抵抗することの足かせになっている。
ざっくり言うとこのようなことである。

マーク・ボイルは言いたいことがいっぱいある人で、
とても元気な人なので、どんどん書いてしまうが、
この本に関しては序章を、
もっと思い切ってシンプルに短くしたほうが、
わかりやすいと思った。
詳しい内容については、追って紹介します。