松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

山極先生頑張れ!

今朝の新聞を見ても、
河野太郎の救いようのなさは、
本当に目に余る。
父上はどんな風に感じておられるか、
痛ましい限りである。

「動物の賢さ」を読んでいても、
人間は特別派の言動に本当に疲れを覚える。
これは他のすべての生き物に対する蔑視であり、
ヘイトデモに対抗した時と全く同じ、
精神衛生に悪い感じである。
南京虐殺はなかった、慰安婦はうそだという、
主張と同じように、
たぶんこれは組織的にやられていることである。
著者もダーウインの昔より、
いまの方がずっとひどいと書いているが、
キリスト教右派系の圧力、
ズバリ言ってお金が動いていると思う。

細菌からゴリラまですべての生き物は仲間だと思っている私には、
耐え難い苦痛である。
生物学の分野に限ったことではないが、
学問の領域が、
特定の主張をする集団からの政治的圧力を、
受け入れるべきではない。
日本学術会議の議長に京大の山極先生が選ばれた。
あのゴリラの研究者である。
これは近年にない良いニュースで、
早速良い変化が出てきている。
山極先生頑張って!と私は叫んでいるよ。