尊厳の話だ
この本を読んで感じる不快感、
怒りの正体は屈辱感だと思う。
日米合同委員会は、
憲法よりも上に君臨している。
(不完全とは言え)選挙で選ばれた、
国会議員でさえなく、
外務省北米局長を中心に、
各省庁の官僚トップと米軍のトップが、
二週間に一度集まる会議。
非公開の秘密会議である。
まさに密約陰謀の温床である。
日本においては、
民主主義や国家主権なんてものは、
ただのデマである。
屈辱感を感じない人はいるだろう。
言われるままにすれば、
面倒がないじゃないか、
なんで目くじら立てるんだと。
これは尊厳の問題だ。
「恥辱のうちに死ぬのではなく、
先祖たちのように尊厳を保って死ぬのだ。」
メキシコのサパティスタの言葉だ。
今あちこちで、グレートリセットに、
反対する運動が起こっている。
誇り高い人々が立ち上がっている。
がんばれ!!