松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

仏師のお仕事いろいろ

わたしは電動工具を持っていない。

そこだけは奈良時代の仏師と同じ。
鑿と彫刻刀だけだから、
あーこんなにいっぱい落とすのか!
と、気が遠くなることもある。
特に木口は硬いし粘って大変や。
でも有名なあれ、
千里の道も一歩から、で、
少しずつだましだましでも彫っていくと、
そのうち終わる。
ありがたい事である。
今日は朝から日が陰るまで、
一日中彫っていた。
気温が高めであったかかったからね。
要するに漆もんは放置や…いひひ

とここまで昨日の話。
今朝はよしやるか、と正月の片付け。
お屠蘇の方は箱に入れて棚に納め、
お重は拭き直して、いま乾かしてる。
わたしの彫り場はベランダで、
いい具合に木屑が下に落ちる。
それを今朝掃除した。
昨日と一昨日の分やね。

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