松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ねずみの続き

しかし戦争というものの、人間というものの愚かさは、
驚くべきものである。
雨あられと爆弾を枯れ葉剤を撒き散らし地雷を埋め、
その後始末をねずみさんにお願いする。
これこそやった人の責任で処理して欲しい。
ベトナム戦争の時の量はすごいんだから、
まずアメリカが国としてやるべきである。
ねずみさんにもたっぷりお給料をあげて欲しい。
バナナとかピーナッツとからしいが。
アフガンでも破壊した後の復興事業など、
儲かる仕事はすぐにやる。
もともと壊して作ってが目的の、
一連の商売だったりするわけだが…
こう言う仕事は見向きもしないんだからね。
やっているのは非営利団体である。

ねずみの出てくる絵本や童話は多くて、
魅力的なキャラクター目白押しである。
川辺の川ネズミやポターの二匹の悪いねずみ、
私が特に好きなのは、
レオ・レオーニの「音楽ねずみジュラルディン」。
大きなパルメッジャーノからチーズのねずみ像を、
彫りだす。木彫家のように。
そのねずみはフルートを吹くように、
長い尻尾の先を口に当てて、美しい音楽を奏でる!
ねずみさんが大量に登場するが、
前歯が可愛い。笑
これ我が図書館所蔵であるから読みに来てください。