松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

お道具

f:id:natsuyono:20191225144142j:image

彫るのがやめられない病なので、
年に一度の大掃除もちっとも進まない。
私くらいの汚好きになると、
年に一度とかの掛け声がどうしても必要なのだが。
少しだけ今日は片付けをしたが、
そうだあのくり抜き盆にお道具を入れたらどうだろう、
と思いついて数年前姉に誕生日プレゼントでもらった、
あの素晴らしいお盆に入れてみた。
これがぴったりやんか。
右側に見える茶色の布は、
膝に広げ用に使っている。
これは救世軍で確か500円でゲットした。
絞染めで所々に白い輪っかが付いている。
私の管理不行き届きで、
日に焼けて一部退色してしまったが実に良い布である。
こういうものは今時どこにも売っていないから、
見つけ次第買う事にしているが、
あまり最近は出なくなった。
大仏こんちは靴をほり出すだけで1日かかった。
まだまだどこもここも太すぎる。
やってもやっても終わらないねぇ。

栗羊羹

近江八幡の高級そうな和菓子をもらった。
その中の栗月下という羊羹は、
全身栗、こくこくした感じも、
まさに栗そのもので大変美味しかった。
それを姉に教えてあげたら、
あそこらは栗の産地やろ、
芭蕉の山路は栗のいがの多きに
月読みの光を待ちて帰りませ
と言うのがある、と、なんか学のあるところを見せたので、
すっかり感心したのだが、その後、
でもこれ長いじゃん、俳句と違うじゃん、
芭蕉じゃないやろ、と言う疑いが芽生えた。
気になって調べてみたら、
なんとこれは良寛の歌であった。
良寛さまなら感じとしてわかる。
しかし近江八幡は確かに芭蕉の好きなところだったし、
栗の句もあった
夜ひそかに虫は月下の栗を穿つ
行あきや手をひろげたる栗のいが

「栗月下」は確かに芭蕉から取ったのだろう。
小松に「月よみ山路」と言うこれも美味しい、
栗蒸し羊羹があるが、
こちらは良寛からとったのではないか。
和菓子の名前一つとってもなかなか、
深いものがある。
今まで恥ずかしながら何ぞげに食べておった。
さすがに私の姉だけあってちょっと抜けていたが、
おかげでいろいろわかって良かった。
確かにわらじなどは弱いものだから、
いがを踏んだらえらい目にあうだろう。
栗繋がりでちょっとモンテレッジョの事も思い出した。
ローマの頃も彼らは革底のサンダルだったから、
こちらはま、踏み抜く事はあるまい。

猪の会

f:id:natsuyono:20191222123457j:image

昨日は猪の会でした。
ご近所の猟をする方に頂いたもので、
塩麹につけておいて粉をつけて、
オリーブオイルでグリルして、
マスタードと白いバルサミーコで、
かっこよさげにしました。
娘と息子も来るというので、
チキンも焼いてラザーニャも作りました。
ちょいチキンごげめですし肝心の猪が写真ない。笑
ところが急にゆうちゃんさまがお熱を出されたので、
欠席になり、
娘が美味しいケーキを持ってくるという事になっていたので、
息子がご馳走とケーキを取りに来ました。
ちょうどいい時間にいろいろ焼けるように、
大変な計画で段取りしたのに、
息子がケーキを選ぶのに異常に悩み!
かつ、入れ物の適当なものを探すのに苦労もして、
やや冷め始めたのが私は不満でしたが。笑
とりあえずいろいろ美味しくペロリ。
猪は歯ごたえ強めですが美味しかったですよ。
いつものリンゴのバター焼きとよく合います。
このリンゴも人気でもっとあっても良かった。
お食後に、ゆうちゃんさまから、
テレビ電話みたいなやつがラインで来て、
私は初めてでしたが、
バカみたいにゆうちゃんの真似をして、
ベロを出したりして遊びました。
なかなか現代的な風物です。

なんの因果や、

カジノなんちゅうもんは、
堅気のお金を巻き上げて、
世界中の全グレにお金を流す施設だから、
やばい事だらけに決まっている。
それを国民が反対しても作ろうとしているんだから、
自民党の政治家は、
ほぼみんな反社組織の一員と言ってもいいと思う。
たまらんね、こういう国に生まれたら。

この頃の大仏

f:id:natsuyono:20191219085206j:image

だいぶこんちてきたでしょう?
でもまだどこもかしこも太すぎ厚すぎです。
頭もこの溝が消えるまで彫らねばならん。
でかいから、そう簡単ではないです。
今年はさほど寒くないのでまだベランダでやれます。
必然的に部屋は暖房なしになります。
家が外のような感じなので、
今んとこ散歩でもコートは着ないでそのまま出ます。
ま、うさぎと一緒です。
お尻は室内、足は外で、木屑よけの大きな布を膝に広げ、
その上にこんちさんを抱えてやるわけです。
家の中では裸足でもこの場合は靴下を履きます。
足はじっとしてるからさすがに冷える。
この前星野さんの本を読んでいたら、
アラスカの零下20度とかで、
裸足にビーサンのおじいさんが出てきてたまげた。
私など足元にもおよばない。
上には上がある。

黒豆登場

今日は注文していた黒豆が届きました。
今年は750グラムにます。
私が好きだから煮るのですが、
意外にこれを美味しがる人は多い。
こんな古くさいおせちおせちした物なのにね。
そんなんでじょじょに煮る量が増えていったのですが、
私のルクルーゼの鍋ではこれが限界です。
ふた鍋作るというのはさすがにやりすぎだろう。
今日は赤酒も買ってきた。
この時期行くとお屠蘇の素をプレゼントしてくれる。
赤酒で作るお屠蘇は変に美味しい。
生薬のミックスをつけておくだけだけど、
いかにも体に良さそうな味がする。
多分養命酒みたいなものだね。
今年も1個プラスのサービスしてくれた。
これでたっぷり濃いのが作れる。
とにかくいろいろやるべきことは多いのに、
一日中こんちさんを彫っている。

一方韓国素晴らしい!

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31972.html

この話は聞いていましたが、

いよいよここまで来ました。
素晴らしいです。
どんな子どもを除外することなく、
一律無償オーガニックです。
何がいいと言ってこうなると韓国内の、
オーガニック農産物の作付け面積がぐっと増える。
そうなるとGMや農薬から逃れて、
人も、他の生き物も健康になるとともに、
食糧メジャーの支配から抜け出すことができる。
こういうことは簡単ではないと思う。
様々な圧力締め付けがあるはず。
文大統領は偉いし強い。
やはり勇気がある人です。