松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

国自体オワコンか、

このところ我が国やっていることは、
間違いだらけであるけど、
オリンピックに関しては、もう普通の話は一つもなく、
何から何まで間違っている感じがする。
私が人はあまり来ないのではないかと思う。
切符は誰かが買っていたとしても。
ここら辺も怪しい感じだ。
ボランティアも土壇場で集まらないのではないか。
条件がひどすぎるから、
ドタキャンしても罪悪感は感じないですむ。
現場で働く人にしわ寄せが行くのではと、
想像するだに恐ろしい。
暑いし、人気競技だけはそこそこ入っても、
あとは…の予感。勝手な予感だけど。
未だに本当にやるのか、信じられないよ。

あと武器の話だけど、大げさなものは、
原発と一緒で、みんなオワコンだとわかっているけど、
長い時間かけて巨額のお金かけて、
頭いい人がいろいろ考えてやったんだから、
企業も大きいし、やめらんないのではないか。
だからこそ日本は買わされている。
しょっちゅう落ちる飛行機とか、
本当に当たるとは思えないし、
試す機会がないからそれもばれないしという、
迎撃ミサイルの発射台とか。
グリサホートの廃棄処理場になっているのと同じ、
そんな気がする。
日本はオワコンを一手に引き受けている国。
あと、ドローンの分野の先進国は中国みたいだから。
そこかも。

オリンピックみたいな巨大商業イベントも、
オワコンの一つではないか。
万博はもちろんの事。

ドローン

アメリカでドローンを、
火炎放射器にするアタッチメントを、
16万円くらいで発売したというニュースがあった。
発売!!

しかしドローンはすでにずっと前から、
人殺しの武器として使われている。
アフガニスタンイラクで、人を殺す際も、
アメリカ本土の基地の中でボタンは押されている。
この任務で精神を病む人が多いという記事を読んだことがある。
どこか中東の街中で出会い頭に民間人を殺害する、
というような場面の方がダメッジが大きそうに思えるが、
多分兵隊は、戦場では戦場のメンタルになっているのに対して、
人を殺して帰宅して家族とご飯を食べるという日常が、
続けてあることの方が、人の精神は混乱するのだろう。
モニターにはかなりはっきりと、
人が倒れる場面まで見えるのだから。

現在日本はイージスアショアなど高額な武器を、
たくさん買わされているが、
要するに抑止力という風な感じの武力は、
実際には意味はなくて、
危機管理だと言ってタミフルを買わされるのと一緒で、
持ってることが重要と思わされて、買わされている。
実際の戦争はドローンで十分なのではないか。
人的被害はゼロなんだし。
兵隊もほんの少しで足りる。
何万匹も空を真っ黒にするほどドローンが襲いかかれば、
しょっちゅう壊れる戦闘機もいらないのではないか。
原発を狙えば数匹で十分。
小ぶりな核兵器を積むこともできるだろう。
最近のドローンは燃料を空中で補給も可能で、
非常に長時間の飛行ができるらしい。
高級品の空母なんか全く意味がないのではないか。
標的になるのが関の山で。
そうかと思えば沖縄ではまだ、
落下傘降下訓練をしてるというし、
海軍のメンツかなんか知らんが。
本当に軍事関係の話は意味不明のものが多い。
戦争がしたいのか武装がしたいのか。
戦争ならドローンでお安く出来ると思うが。

 

ぞうさん!!!!!

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見る阿呆をやってる最中に、
アフリカからメイルが入って、
ぞうさんの写真もらいました。
デジカメのが重すぎて送れないので、
画面をスマホで撮ったやつを送ってくれました。
ち、近い!!
ぞうさん歩いてるんだねぇ、本当に。
ヒョウやチーターの親子なども見たらしい!
親子!
本当に動物園のように色々いるんですね。
その他に遠景にヌーらしきものやシマウマのいる写真も。
きりんさんについては、
事前にどの種類がいるかと聞いたんだけど、
アミメ、マサイの他にロスチャイルドというのもいると。
きりんは分布が近い割には、ちゃんと別々のがいる。
きりんさんにも会えるといいけど。
あの首の長いことと言ったらね。
しかし全体に夢のような話である。
こういう大きくて立派な動物たちが、
これからもちゃんと生きていけるといいのに。
私にできることは少ないけど、
どっかにいてくれるだけで嬉しい。

神楽坂の阿波踊り

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昨日は味噌の赤ちゃんたちが、
阿波踊りデビューするというので見に行ってきました。
何しろ彼はらはかなりヤングです。
ゆーさくにいたっては、二足歩行を習得して、
まだ間もないので、どうなる事かと。笑
この前あった時に比べると、
だいぶちゃんと歩いていましたが、
ネジ式のオモチャのようにどんどん真っ直ぐ突き進み、
時々尻もちという感じでした。
あらたは少しお兄さんなのでちょっとまし。
しかし揃いの浴衣に大人と同じ、極小の白い地下足袋
こんなサイズがあるんだ!とびっくりです。
もうとにかく可愛くて、沿道の見物人にも大人気で、
外人さんもお姉さんもお婆さんもニコニコ顔でした。
ママたちはしっかり者なので、
勝手に進むのを阻止し、解けかかった帯を結い直し、
水分補給のお茶をのまし、もう大忙しでした。
もちろんパパも抱っこして踊るなどの、
力技で活躍を見せていました。
神楽坂の阿波踊りは高円寺と違って、
ごく細い道なのでお客さんと踊り手が近くて、
アットホームないい感じです。
特にこの某連の人達はサービス精神旺盛で、
とても盛り上がっていました。
娘がいた頃よりメンバーも増え、お囃子隊も充実して、
とてもいいチームになっていました。
しかし阿波踊りは本当に楽しいね。
シンプルで元気良くて。

無縁系

安富さんから網野さんの話が出てきて、
そうなんだよなぁと思う。
我々は社会の一員になってしっかり組み込まれないと、
実は日々の生活的には困るわけだけど、
それは精神的には確実に不自由な状態であって、
社会生活と自由とは絶対に共存できない。
れいわの船後さんと木村さんが、
重い障害を抱えながら国会議員に立候補した事は、
私などにはとても真似の出来ない重い決断である。
しかし彼らはほんの短期間で決断している。
この自由さ大胆さはなんだと言えば、
やはり無縁という話が腑に落ちる。
彼らはその障害によって好むと好まざるとに関わらず、
社会のある部分から締め出されている。
それは不便で残念で困ることなのは確かだけど、
一種の精神の身軽さ強さ自由さでもある。

子どもが生まれて出生届を出すと、
何日にワクチンを打ちに行けと言われ、次はいつが検診だ、
ほれ幼稚園だ、就学年齢だ小学校に入れろと、
次々に指令が飛んでくる。
これはありがたいことで、ないと困ることだけど、
私はあーあ、ついに私も、
こんなことにになったんだなぁと思った。
子どもを通して再度がっちり捕まえられた。
その残念な悲しみをよく覚えている。
それまでの私は無法者であったから。
新宿で酒を飲んで酔っ払い運転のバイクで、
ぶいぶい板橋の家に帰るというような、
遵法精神のかけらもないような奴だった。
それがこんなになっちゃってさ…と。

あと山、山こそは無縁者の場所である。
プリーモレーヴィを読んだ時、
彼はパルチザンの仲間に入り、そこで逮捕されたわけだが、
当時パルチザンに身を投じることを、
「山に行く」と言ったという。
イタリアでもそうなのかと思った。
実際にパルチザンの隠れ家は山にあったわけだが、
もちろんそれだけの意味ではない。
私は登山の経験はごく少しだが、
今までの登山は満足していない。
高かろうが低かろうが、登って降りてくるって、
ちょっと意味不明だと思う。
私がやりたいのは山の中を移動してどこかに行くこと。
そういう登山を一度でいいからしてみたい。

本日のあの動物

世界中の博物館には、たくさんの動物の彫刻、
器や壺になったもの、アクセサリーにしたものなど、
いろいろある。
アジアにも北欧にも極地のイヌイットも、
アメリカの先住民、南米の先住民も、
もちろんアフリカンペープルも、
みんながみんなところを選ばず作っている。
なぜか、みんな動物が大好きなのである。笑
カッコよく可愛くいけてると思っているからだ。
そして、木で石で角で粘土で、
動物の形を作るのが楽しいからである。
私は長年そういうものの画像をずいぶん収集しているが、
モチーフが大好きで作業が楽しくなければ、
あんな素晴らしい魅力的なものは絶対生まれない。
私は諸先輩型に比べれば、
ほんの駆け出しの下手くそだが、
木で動物を彫るのは本当に楽しい。
そこはみなさんと一緒だと思う。
諸先輩の皆さんもきっと、
指が痛くなったり肩がこったりしたのだろう。
特に石や角は硬いだろうに。
そこも真似してるところ。

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私の木の動物は、
今まだお尻あたりで苦労しながらやってる中。
例えばこれで、
足が長い(とか短い)という問題について考えると、
腹の部分との落差の問題であったり、
足の太さ(とか細さ)の話だったりする。
この動物の足を認識するにあたって、
足の長さの計量的絶対値は、
もう全然関係ないものである。
まあ絵に関しても同じことなんだが、
立体では勾配、なだらかさやなんかの具合もあって、
本当に様々な差の認識の総合力で、
人は形をキャッチするのだと感じる。

でも考えてみたら世の中全体に関しても、
人はこういう感じで受け取っているのではないか。
差で認識する。