松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

彼の支持母体か、

もうここ何年も我が国の行政に関しては、
怒り嘆き絶望的な気持ちになり続けてきたが、
その集大成が今行われているのを、
目の前に見て、逆に現実感がない。
これに我慢できる人がいるとは信じられなかったが、
先日娘と話していて思い当たる節があった。
娘は会社で採用面接もやっているが、
最近の二十代前半の人達は、
総じて、感情が弱くぼんやりしている。
何が好きとか、嫌いとか、興味があるとか、
嬉しい、悲しい、腹がたつとか、
全ての感情が弱い感じだという。
そしてこちらの言う事の理解力が乏しく、
自分の事を表現する言語能力も貧弱であると。
みんな四年制大学の出身者である。

こういうなんとなくぼんやりとした人が、
怒りも不安も感じる事なく、
現政権の影の絶対的支持者になっているのかもしれない。
娘もどうしてこんな風になったのか、
これからどうなっちゃうんだろうと言っていたが、
全く私も同じ気持ちである。