松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

一閑張作った

古い古い竹の籠がある。
死んじゃったみほさんに貰ったものです。
みほさんは指輪のデザイナーなのですが、
彼女の展覧会の時これいいなぁと言ったら、
(文房具が入っていた)
あっさりとぼろぼろだけどあげるわよ、と。
もらった時から、角が破れていた。
重いものは入れられないので、CDなど入れていたが、
そうだこれは半紙を入れるものじゃないかと気がついた。
竹に漆であるが、一閑張みたいに紙を貼って補強しようと、
ヤマトノリを買ってきて、水で薄めて筆で塗って、
修繕してみた。
最初は白い半紙を貼ったが、自分の書いた古い半紙のほうが、
感じが出るかと。笑
これだけですごくしっかりした。
上から漆を塗るといいけど、
さすがに漆はないのでこれで完成にした。
中の赤いのはおめでたい時に、確か甥っ子の結婚式で、
引き出物でもらった半紙だからです。
この上に熨斗がかかっていた。

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