松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

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※NHK23日12:51の報道によると、衆院内閣委でTPP11関連法案が、自民、公明、維新の賛成多数で可決。24日に衆院本会議に上程され可決される見込み。今会期中の成立が確実に。これで米朝首脳会談が仮に延期になったとしても、今国会会期終了後に★日米FTAの電撃的合意に至る可能性が高い。
にゃんとまあさんついとより

TPPの中身が何も知らされていないのは、
様々な秘密主義があるわけだけど、
他の国ではそれでも明らかになっている部分は、
大きく報道されているし、
ISDS条項を飲まない国は、
お互いにそういうレターを交わしている。
いかれた日本はISDSを進んで評価している。
住友化学や武田製薬など、グローバル企業に加担している企業は、
自分は勝てると思っているのだろうが。
四年後になって、いっぺんに問題が急浮上してくる。
それまでは何も変わらない。
国際的な通商条約は抜けられない。
何よりも、国内の憲法や法律よりも、
上に来るから、これに合わせて、
すでに始まっているが、
(種子法廃止もそうだし、農水省はTPPにあわせて、
農薬などの規制や、遺伝子組み換えの表示義務などを緩め続けている)
どんどん国内法を変えていくことになる。
日本はピンポイントで食われる。
本当に一人負け。
いわゆる草刈り場というやつや。
多くの参加国が自国の有利を目指す中で、
全く賛成しかしてこなかった。
外国の人たちになんで?と不思議がられながら…
アメリカが抜けるといったとき、
私は、よし、これで潰れると思ったが、
日本はそれでも粛々と批准した為に、
日米FTAもまたこの内容がベースになる。

酒でも飲むか。
さすがに食欲がわかない。

……

TPP関連法案が委員会通過したね。
今国会で決まってしまう。
これはそのまま、トランプの希望通り日米FTAの合意に繋がって、
日本のあらゆる分野は、
これを持ってガラリと変わる。
農水だけやない、薬医療もやで。
ありとあらゆる分野を網羅している。
全てがグローバル企業に開放され、
彼らがもし損失を出せば日本国が訴えられ、
彼らの息のかかった裁判所で、
必ず負けて、莫大な補償金が税金から払われる。
これが悪名高いISDS条項という奴や。
あべはなんてことをしてくれるんや。
今日は過労死法案も強行採決があるかもと…
あべはなんてことをしてくれるんや。
みんな本当に死ぬぞ。
愚かな指導者が日本を荒野にしてしまう。
泣けてくる。

味噌その他

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現在国内で生産されている大豆は、
だいたいが白めと言って、お豆の蝶番のところが、
白っぽい。
在来種には黒めも多いが、この大浜大豆は、
薄い黒で、茶め、ぐらいの感じである。
産地は、珠洲市狼煙(のろし)、
名前の通りズバリ灯台のある所です。
大昔狼煙の灯台に行ったことがあります。

さて昨日のらっきょうですが、
一晩塩につけてから甘酢に漬ける、
簡単方式で作ったのだが、
今食べてみたら塩気が薄い。
次回は10日塩漬けにしてから、
塩抜きして甘酢に漬ける本格方式を、
採用することに決めた。
この方が乳酸発酵して旨味が増すというから、
やはりこれだろう。
多分塩抜きの具合が決め手となろうかと。
なんでもやってみると難しい。
世の中簡単なことなど無いし、
簡単がうたい文句でろくなもんが無いな。

今日は味噌の他、甘酒、塩麹を仕込んだ。
お昼はえんどうとホタテのパスタ。
だいぶ大盛りになったな…
最近私は大食らいの評判が高くなった。
今回金沢でも話題になったが、小さい時は、
給食も食べられず神経質で大変だったのに、
いつからこんなガサツもんになったのかと。
これ我ながら驚く。
あの頃の繊細な少女は何処に!!

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黒い!!

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我が家には砂糖といえば三温糖しかないので、
真っ黒の甘酢になりました!!
しかし黒酢で作る人もいるというから、
美味しければ白くなくてもオッケーでしょう。
ただし、来週は氷砂糖も注文したので、
白くできる予定です。
鳥取産+三温糖、福井産+氷砂糖、で、
食べ比べができるというわけで、
結構楽しみになってきました。

明日は能登の大浜大豆で味噌を作ります。
娘が植えてみると言っていたので、
豆は少し残しておきます。
味噌作りにはもう暑いけど、冷蔵庫でよく冷やして、
カビがこないようにやってみます。

TPP、種子法廃止、

昨日来たTPP新聞に、種子法廃止に反対し、
原告団に参加した農家の人の文章が出ていました。
これは私にとっては感動でした。

私は種専門の農家があることすら知らなかったのだが、
この人は「種子法」によって、
山形県の採種農家に指定されて以来、
親の代から64年間、水稲の種子を作ってきた。
一般的にお米農家は、苗を買って田植えをする。
その苗を作るために種を採るわけである。
種子農家は、何より確実に収穫することを求められる。
台風が来ようと、日照りになろうと、
予定の量ができませんでしたという事になると、
食料不足を引き起こす。
その責任を背負って、何より確実な栽培技術が求められる。
牛を同時に飼っていて、牛の糞を堆肥に、
循環型の農業をしている。
多品種を植え様々な気象条件で全滅しない方法をとる。
これは要するに単一品種で労力をかけず、
多収を目標にする、金儲けの農業の正反対の形態である。
こういう人たちの苦労があって、それをサポートするための、
種子法があって、日本の米は守られていたのである。

この人、菊地富夫さの文末の言葉は、
本当に重いものです。
「主食の種子をグローバル企業に開放するなど、主権国家の取るべき選択ではありません。種子法廃止は、国が国民の主食を確保する責任を放棄した点において人権に関わる問題だと考えています。」
私も全く同感だし、
長年種子を守ってきた、そのために大変な苦労をしてきた人が、
こう言っておられる。
全ての国民はよく考えるべきである。

 

またTPPです

私はTPP差し止め訴訟の原告になっていますが、
司法の手続き的にも無茶苦茶なやり方で、
一方的に却下棄却の判決が出続け、
現在最高裁判所に上告準備中です。
今回新たに種子法廃止に関して訴訟を起こす事になり、
これの原告にもなる事にしました。
私は傍聴などにはいけないですが、
原告の数も大事ですし、カンパもしようと思っています。
TPPや日米FTAが日本の食に及ぼす影響はかなり深刻で、
農業漁業など一次産業が壊滅的に失速する可能性が高い。
未来の子どもたちに安全でおいしいご飯を食べて欲しい。
本当にそこです。

とてもやばいので、もし興味がある人は、
差し止め訴訟の会までご連絡を。
TPP交渉差止・違憲訴訟の会
〒102-0093千代田区平河町2-3-10
ライオンズM平河町216
TEL03-5211-6880
http://tpphantai.com/

らっきょう

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らっきょうですよ。
それがね、先週は「洗い」しかなかったのに、
今週は福井のらっきょうの「泥付き」が出ていたので、
二週連続でらっきょうを注文する羽目に!
福井の花らっきょうは、
粒が小さくて美味しくて可愛い。
母がつけていたのもこれなので、
これが本当は欲しかったのです。
洗いは水っぽくなって美味しくできないと思う。
庭でうさぎちゃんと作業をしました。
お豆の筋を取ったり、ふきの筋を取ったりは、
好きなのでらっきょうの始末も、
嫌いじゃないが、機嫌ようできるのは、
1キロくらいね。笑
来週も1キロくるけど…

今度のいろは歌留多の「ら」は、
ラッコとラーメンにしたんだけど、
実は早くから候補になっていたのは、
ラクダとらっきょうでした。
砂地が好きな二人なので。
やっぱ、ラクダの方にすれば良かったかと、
らっきょうむきながら後悔しました。
とほほ