松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

別世界の話

スカンジナビアあたりは、

投票率が高いので有名です。
アイスランドではおしゃれして、
いそいそ投票に行くと言います。
これらの国は、
国民が、「主権在民感」
をしっかり感じでいるのでしょう。
自分たちの選んだ人たちが、
ちゃんと働いてくれるという実感、
税金が適正に使われているという実感がある。
選挙にも気合が当然入るでしょう。
税率は高いというが、
医療、教育はもちろん無料で、
スエーデンは大学生には、
週1万円がでるそうです。
高い入学金授業料のためにローンを組み、
卒業と同時に数百万の借金を背負う。
生活費はバイトで回して、
コロナで途切れれば、
たちまち食べることに困る。
どこの地獄かといえば日本の学生です。
その差たるや!
これでは勉強の中身も十分ではなかろうし、
文化的体験の余裕もない。
返済は長期にわたって暮らしを圧迫し、
質の低い食生活は、健康に影を落とす…
アイスランドは、給料そのままで、
週休3日に移行します。
週に一回会社が家族を夕食に呼んでくれる、
話もありました。
子どもも連れて食べに行くのです。
女性の働きやすい仕組みがいろいろあります。
若い女性の議員もすごく多く、
自身が働くお母さんでもありますから。
どこの天国だよと思います。
細かく見れば、
もちろん問題もあろうと思いますが、
流れてくる写真は、本当の意味で豊か。
日々を楽しんでいる雰囲気があって、
風景も美しく、本当に素敵です。

我が国もいつかこのようになる、
という気が全然しないのはなんででしょう…