松井なつ代のやま

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お産婆さん

私の娘は妊婦さんなのだが、
本人の希望で助産院で産む予定である。
これを決めた時はばあさんとおばさんの、
強硬な反対にあって、私も散々な目にあったのである。
なんかあった時大きな病院でなくては、
手当もできないではないか、というのが理由である。
私自身は賛成だったし本人の希望なのだからと、
うんざりしながらなんとか収めたのであった。
それは去年の話でその時は医療崩壊など、
思いもしなかった。
今となっては大きい病院でなくて良かったと思う。
助産院は妊婦さんしか来ないし、
それもごくスケールが小さいから。
ま、東京にいれば、
誰もが罹患する可能性はあるわけだけど。
実際産むつもりだった病院から放り出された格好で、
途方に暮れている女性もいるらしい。
昭和の初めころまでは産婆さんがとりあげるという事は、
割とあったのではないか。
今では助産婦さんは少ないみたいだが、
OGさんはいらっしゃらないものか。
お産は不測の事態もないわけではないが、
とりあえずは病気ではないのだから、
OGさんのお手伝いがあれば、
お家でできない事はないんじゃなかろうか。