本2冊
今日はお銀座に行く用があったので、
久しぶりに教文館に寄ってきた。
銀座の街はクリスマスで厚化粧な感じ。
ウインドウディスプレイも、
通俗的でクオリティが落ちたような。
お上品さに欠けるざんす。
と文句ばかり言ってすまん。
現代思想で立岩真也という人の文章を読み、
これは一冊読みたいなぁと思っていたので、
探してみたが、希望していたのは無くて、
最新刊のこの厚いやつになった。
社会学者であるが文体が特徴的で、
うにょうにょした悪文と言われるらしいが、
私には意外に好もしい。
作者の心や思考の経路が見えるようで面白い。
そばにあったモンテレッジョの本屋の話は、
だいぶ前書評を読んで面白そうだと思っていた。
実物は写真が入った美しい作りの本で、
軽めだが姉や友人も読みたがるに違いないと、
私が代表して購入に及んだ。
借りるばかりでもあれなのでね。
電車で読み出したがいい話。
イタリアはやはり面白い国だ。
ユダヤ人の起源が長いので休み休み読んでいるが、
ネイションの成り立ちがイタリアは少し違っているんだね。
そう言われるといろいろ合点が行く。