松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

気さく、あこがれ、

ツイッターなど見ていると、

有名人、フォロワーの多い人などに、
メッセージを返してもらったりすると、
大喜びしている人など見かける。
こういう人は実際会うと、
気のいい善人のようなのだろうと思うが、
立派な差別主義者だと思う。
有名人や偉い人は一庶民など相手にせず、
偉そうにするのが普通で当然の事と思っている。
逆にこういう人は、
庶民の年若い女性などがはっきり意見を言ったりすると、
生意気だとか偉い人に対して失礼だとか、
そんな風に思うのである。
誰もがみんな自分の意見を言う権利があるし、
偉いとか有名とかは全く関係ない。
日本には割にこの手の差別主義者が多いようなので、
「気さく」大作戦などが成り立つ。
有名なのに大金持ちなのに偉い人なのに、
「気さく」!という高評価が得られる。
あとね、前々から感じている「あこがれ」
というもののヤバさ。
あこがれるという場合、
大抵すでに同一平面にたっていない。
これは研究の余地がある。

空き家

昨日のアゲハはほんとうに見事だったなぁと、

余韻に浸りながら、
今朝また1匹生まれているのを発見した!
今この木だけで5匹の幼虫がいる。
卵は多分もうないと思うが。
最初の1匹はすでに2齢になっている。
庭の柚子にあと1匹いる。
ブリーダーとしては、食草の供給が大丈夫か、
悩まされるところである。
ま、夫がレモンの鉢を新たにゲットしてきたのだが。笑
今んとこはまだムシャムシャは知れているが、
食べ盛りになれば……

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蝶誕生!

けさ蝶は見事に 飛んでいきました。

朝起きたらもう蛹から出ていて、
ゆっくりと少しづつ羽を広げ、
多分4、5時間でしょうか。
ナミアゲハとばかり思っていたのに、
クロアゲハでびっくり!
ちゃんと調べたはずが、
1齢の生まれたばかりの様子が違う気がして。
全然だめですね。
昨夜は雨がひどいかもと思って、
鉢を少し庇の下に移動しました。
蛹もだけど小さい1齢が4匹もいるので。
こんなにじっくり羽化までが見られたのは、
鉢植えのレモンがベランダにあったおかげです。

今回何より感動したのは、
飛び立つ瞬間のさりげなさ。
それまで口のストローを伸ばしたり丸めたり、
いろいろもぞもぞ動いていましたが、
飛び立つ時はこれといって予兆もなく、
ふっと飛んだ。
こういう事なんだなぁ。
やる事を淡々とやって準備が整えば、
迷いのかけらもなく、ほんとうにすっと。
こういう風であるべきなんだろう。
良い経験ができた。

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赤い!

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これはピンクアイボリーという名前らしいです。

すごく赤くてすごく硬いです。
こういう木は、
大きくなるのに大変な時間がかかると思うので、
大切に使わないとな、と思って、
大きくもないものをまた半分にしました。
小さくて硬いので、万力に挟んでノコギリで。
うちはなぜかこういうちょうどいい万力があったりする。
謎だ。
少しづつ気長に彫ります。
硬いからツヤツヤのピカピカです。

チョウチョの話

今朝レモンを見たら、卵がない!

と思ったらちゃっかり幼虫がもう出てきていました。
2匹。先に生まれたのと3匹いて、
下の柚子でも1匹生まれ、
現在1齢幼虫が4匹!!
どちらもナミアゲハチョウだと思うけど、
初めて知ったけど、生まれたては黒いの。
少ししてオレンジ色になって、
そのあと鳥のウンチ柄に変身します。
蛹の方はもう出てきてもいい頃だけど、
なんか生きてるとはとても思えない感じで、
細い糸で繋がってユラユラしてる。
本当に大丈夫?て感じです。
娘にはブリーダーになるしかないと言われています。

とか書いてたら、蛹が動き出した!
心配でまたもや見てられない。
下半身が伸びて正しい形になった。
やはりしたの方が脱げてない寸足らずの蛹だったのか。
そんなことあるのかな?
やり残しをして今日はおしまいかもしれない。
その後またじっとして、脱ぐ気配はない。
うーん、上手くいくのか?


かき氷の思い出

私は記憶力が悪いのを自慢してるぐらいである。

おぼろげな記憶で自信がないから、
長年姉に聞いてみようと思っている事があった。
ちょうど姉が宇治金時食べたいと言ったので、
ついに聞くチャンスが到来。
私のQ
子どもの頃かき氷を出前で取った記憶があるが、
あんな溶けやすいものをと、信じられない。
こういう事はあったか?
姉のA
あった。おたふくがおか持ちに入れて、
自転車で持ってきた。
おおおーーーっ!

私は記憶力は悪いが、たまーにピンポイントで、
非常に詳しく覚えている事がある。
先日書いた観音町の下駄屋さんも、
お店の中の見取り図が書けるほど鮮明に覚えている。
入口の右側の床の間のような造りの、
ショーウインドウとかね。
私の父は仕事だか遊びだか、
とにかくあまり家にいる事のない人だったが、
この時は大掃除かなんかで彼もいて、
出前は彼の提案だったのかもしれない。
彼は白玉あずきを頼んだ。たしか。
はえーー!そういうの好きなキャラだったぁ?
と意外だったので覚えていたのである。
おたふくさんは今も小橋のたもとにある、
うどん屋さんである。
お姉ちゃんはここで当時中華そばと言っていた、
ラーメンを食すのが好きだった。
ラーメンもあれば氷もあるというね。
おたふくの並びはお風呂屋さんで、
内湯のない我々はここに行っていた。
帰り道にアイスクリームなんか買ってもらって。
今にして思えばあの頃は結構いい時代だった。
実にささやかながら、
なんとなくゆとりのある庶民生活であった。
どこへ行くにもたらたら歩いて行ったが、
時間はたっぷりあるかのようで、
慌ただしさが少しもないのが不思議である。

さまざまな木をゲット

昨日は新木場の材木屋さんに、

木を買いに行ってきました。
カットされた木なので、
大きさはあるものの中から選ぶだけですが、
小さいものは手頃な値段で買えます。
特に珍しい色味の木は高いので、
木の実用に小さいものを買いました。
あと姉に頼まれている桃太郎の家来用に、
色の白いヒバをいくつか。
これは泥絵の具で着彩してみようかと思っています。
あとクスを一個。
これだけあれば当分彫れます。
今彫っているやつができたら、
この赤いので赤い種を作りたいと思っています。
しかしどれも硬い木で、またおててが痛いになる事必須。
初めの切り出しに電動工具がやっぱ欲しいかな、
という欲望も湧くけど、平安時代で行くか…

日本国政府のやってる事、
阿呆らしく侘しく、
おへそが有毒ガスを沸かしそうや。
こんなんに付き合わされたら、
わしは病気になる。

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