呑気は無敵
日本の政治家は無敵やね。
ちっとも怖いと思っていないみたい。
ま、国民もそうかもしれん。
いろんな情報を見ていると、
中国や韓国やイタリアが、
このコロナと闘っている様子は、
緊張感あふれるもので、
相手にしているのが、
日本のウイルスと同じものとは信じられない。
ま、今だに原発をやり続けてる人達だから。
イタリアでは医療がパンクして、
集中治療室は年齢で切って、
先の長い若者優先となるらしい。
医師や看護師の感染も深刻で、
リタイヤした人に復帰をお願いしているらしい。
日本は予算を削りつづけてきているから、
すぐに崩壊するだろう。
人的にも医療体制的にも。
第一今のように、
患者があちこちの病院を駆けずり回っていれば、
院内感染、病院閉鎖の連鎖になる。
老人や下級国民は人知れず死んでもらうつもりだな。
中国はさすがでロボットが大活躍である。
人間がなるべく触れたくないウイルス対策では、
ロボットは本当に有効だなぁ。
最初の検査から薬や食事の配達まで、
様々な仕事をしているようだ。
後進国から見るとため息が出る。
レベルが違う。
私くらい生産性の低い人間になると、
ほぼ普段通りの生活である。
社会の経済活動から完全に外れてる。
今日もリュックの色で悩みまくって過ごした。笑
今後流通業に感染者が増えて、
物流が止まったら多少困るかも知れないが、
お米はあるし食べる事はなんとかなると思う。
みんなお尻のことで頭がいっぱいみたいだけど、
あんなものはどうにだってできるだろう。
電気は来てるんだから、
ウオシュレットで洗ってタオルで拭けばいい。
世の中には葉っぱで拭いてる人だって、
いっぱいいるんだしね。
なんかみんなちょっとだいぶ呑気や…
「わたしは英国王に給仕した」
チェコの小説を読んだのは初めてなのかどうかも、
よくわからないが、
「わたしは英国王に給仕した」を読み終えた。
もともとロシアには興味があったし、
近所にルーマニアの人が越してきて、
知り合いになったりで、
スラブ系、東欧に興味が湧いた。
その後ポーランドの小説を読んだので、
パンデミック用の本として、
チェコの小説を一冊選んだわけである。
想像以上に面白く完全に満足した。
貧しい生まれのホテルの給仕人見習いの、
百万長者を目指し、成し遂げ、
それを通り過ぎる一生の話である。
文章のテンポはよく荒唐無稽なホラばなし的な要素もあるが、
ドイツ人の女性と恋に落ち、
ナチスドイツの話が出てきてからは妙な具合になる。
ホラ話ではなく、事実ではないかと思えてくる。
ちょうど今の日本で、
虚構新聞に現実が追いついたような感じ。
ナチスドイツの実際がどうであったか、
わたしには判断できないが、
チェコ人である彼にドイツ的な名前のじいさんがいたことで、
そういう系図を作り、
ドイツ人女性の高潔な血にふさわしい男性であるか、
ゲルマンの立派な子どもを作れるかの、
性的能力のテストが行われたりする。
結婚や出産に政治的な介入をするのは、
ナチにはありそうなことで、
大人のファンタジーのようでありながら、
ブラックな実話のような気がしてくる。
このように背景にチェコがナチスの支配下になったり、
共産主義革命が起きたりの社会の変遷も、
反映されており、差別や帰属意識の問題など興味深い。
ものすごく荒唐無稽なエピソードを散りばめながら、
彼の歩みの最終段階は哲学的でさえある。
またこのタイトルだが、
英国王の給仕をしたのは、彼の先輩である別人である。
彼自身はエチオピア王の給仕をした。
こう言う風にわざと外す感じが、
いやーなかなかじゃないかと唸る。
池澤夏樹編集の世界文学全集の中の一冊
フラバル著 河出書房新社
悲観的
黒川の定年延長は絶対やるつもりみたいだから、
そうなると何をやっても断罪される道はなくなる。
冗談抜きに死ぬか病気になるかしか、
辞める理由はないのではないか。
嘘を取り繕い、嘘を暴く、
国会はそんな事ばかりにエネルギーを使い、
もうほとほと嫌になった。
官僚は全く話にならない。
学童保育のなんたるかも知らず、
通達出すとか、呆れて物も言えない。
自民党の積み重ねた数々の犯罪的行為を、
完全に修復するのは、
もはや何年かかっても無理な気がする。
全て手遅れなような。
今チェコスロバキアの小説を読んでいる。
面白い。
文字の仕事は昨日送った。
いよいよ着彩に入るが、
その前に仕事場を掃除しなければ。
味噌をまた追加で作っている。
今日が二回目。
私は割と忙しい。