イギリスとEUの話続き
そして労働者の状況はどうかといえば、
移民に職を奪われ、不満が募っている。
意外にもEU圏外からの移民はコントロールされているが、
圏内からの移民が増え続けている。
例えばギリシャやスペインから。
移民は自国で食べられないから出稼ぎに来るわけだ。
これが、例えばギリシャの話でいうと、
財政破綻、金融危機で、失業率は60パーセントを超える。
スティーグリッツはこう批判している。
「欧州委員会、IMF、ヨーロッパ中央銀行が、
ギリシャに強要した経済改革プログラムのせいだ」と。
また、これもあっけにとられる話だが、
2004年から2014年までEUの大統領とも言われる、
欧州委員会委員長を務めた、元ポルトガル首相、
J.M.Dバローゾは、退任後、
ゴールドマンサックスのヨーロッパ法人会長になる。
でたっ。
ゴールドマンサックスは、
EU加盟時のギリシャ政府のアドバイザーであり、
EUがギリシャ制裁する際のEU側のアドバイザー、!
ギリシャの超緊縮政策と引き換えに、
EUが支出した金は、
ゴールドマンサックスに還流したのであり、
この時の会長がバローゾであった。
寄ってたかってギリシャを食い物にし、
移民を作り出していたのは、
EUを牛耳っている人たちなのである。
EUも、だし…