松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

大仏のこんちさん

注文していたお道具着いた。
素晴らしいです。
木屑の処理が簡単なので、
これまでベランダで彫っていたが、雨と寒さで、
今日なんかはそうもいかない。
仕事部屋でやるともう周りじゅうめちゃめちゃになる。
どうしたものか、ちょっと考えなきゃね。
ま、とにかくこんち大仏頑張ります。

お花の位置確認

昨日夫がお花を買ってきてくれて、

地図を書いて説明して、設置もお願いした。
そんなんで今朝は花の位置の確認がてら、
また公園に行ってきた。
位置は完璧で、
修正の必要は認められなかったので、
とりあえず手を合わせて、
そっちじゃうまくやってね!と、
お祈りしてきた。
わたしが発見したのも何かのご縁、
これからも思い出すこともあると思うが、
ネガティブな感じでなく思い出したい。
公園は何事もなく普段通りだった。
これにていちおうこの件は終了や。

合掌

今朝はウサギの散歩で、

自殺者の第一発見者になってしまった。
そう早い時間でもなかった。
きっと気がついてスルーした人もいると思う。
自殺を決意するほど辛い思いをして、
死んでまでスルーされたらあんまりだと思い、意を決して警察に電話した。
近くで体操していた男性に声をかけて、
その人に確認してもらってから。
恐ろしくて悲しかった。
だれか知らないけどみんなも冥福祈ってあげて。お願いします。
久しぶりに勇気のあるところを見せてしまった私だが、
今も思い出すとブルブル震えてしまう。

市場にて

ハマグリを持った人が、柿欲しい!と思って、

私も久しぶりにハマグリいいじゃんと思ったら、
2人で柿1個につきハマグリ何個で手を打つか、
話し合って決めればいい。
相手が柿を熱望したにも関わらず、
私がハマグリにそそられなかった場合は、
商談が成立しない。
これは双方にとって不利益になるので、
当然の流れとして貨幣と言うものは生まれただろうと思う。
とりあえずお金を介在させれば、
相手は柿をゲット、私はその代金を持って、
栗ないかなと探しにいくことができる。
言い忘れたけど、ここは市場なのです。
網野さんは個人と所有するものは特別な関係で繋がっているから、
無縁の場所で関係を切ってから交換が可能になるという。
これに反論として、
縄文時代には既に素焼きの容器に入った、
商品を前提にした塩が作られていたし、
人と物の関係はそんなに強い?
という意見もある。
柿やハマグリなどの天然物ではあまり強くないかもしれないけど、
容器入りの塩などは手作り感はあるだろう。
私の感覚としても、母の編んだセーターは捨て難い。
知らない人が作った物でも、着物が捨てにくいのは、
手の跡が濃厚に残っているからだと思う。
ただこの感覚は個人差が大きく人の知識にも関係する。
大島紬や漆物の製作過程を知っているとからこそ、
作り手の気配を強く感じるし、捨てにくいのだろう。
値段とは関係がないように思う。
そういうふうに考えると、
経済活動の爆発的な拡大は、
やっぱり機械による大量生産、
産業革命が契機ということだな。


柿を持って、

携帯が壊れていた間に、本を読んでいたら、

全線開通した後も、
ちょっとネットを見る頻度がへった。
これも習慣なんだね。

マツタケ、は意外に難しい本でまだ全部読めてない。
しかしこれと、この前読んだ養老先生の本や、
網野さんの特集の現代思想の読み残しなどを読むと、
みんな同じようなテーマをあつかっているとわかる。
そんなんでつらつらと、自然、都市、経済などについて考えている。
縄文時代の人になったつもりで、
いろいろ考えてみている。
いまは、沢山なった柿を持って何かと交換しようと出かけて、
ハマグリを持った人と出会った所や。笑

パーパは帰っちゃったね

ホルヘさんが素敵なのは、

どんな立派な地位についても、
一人の個人という立場を忘れないことだと思う。
本名と言うのはそういうことだ。
バァチカンには大昔行ったことがある。
中の美術館みたいなとこを見たが、
驚くほどキラキラ金ピカでげっそりした。
あそこは結構そういうとこである。
そして彼は実はそういうとこの大親分なのだ。

今の日本は立場、役職をかさにきて、
威張り散らす人が多すぎる。
それらを剥ぎ取って仕舞えば、
教養も思いやりもない、
字も読めないようなネトウヨおじさん。
そして恥というものを全く知らない。
これはつける薬が本当にないなぁ…
お金というのは肩書きに付随する権力の大きさについてくるものらしいから、
みんな欲しがるのだろうね。
一人の人間として生きることを忘れたか。


ホルヘさん

丸に十の字の帆をかけて、
法王さまが長崎に来られましたね。
素晴らしい内容のお説教に、
現地で聞いた信者さんたちは、
感動したことと思います。
この法王は型破りな逸話が沢山ある。
法王に選ばれた時、
ローマから「ホルヘですけど」と自ら電話をかけて、
ブエノスアイレスの新聞屋さんに、
購読キャンセルを伝えたというのが私は気に入っている。
法王の選出は大変なイベントというか大騒ぎなわけです。
それも中南米からイエズス会から初めて選ばれた。
そんなさなかに新聞屋さんのことを忘れない所が、
愉快というかいい感じの話です。
多分今日は東京でミサがあるかと思いますが、
袴田さんが招待されているといいます。
良い変化が生まれることを望みます。