蝉、うさぎ、ミミズ
その後順調に蝉は出てきていて、
今年も80はまず堅いと思う。
庭は穴だらけになっています。
すっかりお嬢様のようになったうさぎですが、
おとといは庭に出た途端に、
ジタバタしているセミを捕まえパクリと食べました。
うさぎは身が軽く跳躍力もあるので、
こういう時の動きはすごい。
まるで瞬間移動のようです。
しかし、おどり食いですか!
うさぎは常在菌ごとセミをいただいたのですね。
ミミズの持つ細菌叢は優秀で、
これを好んで食べる鳥や魚も多い。
前にも書いたけど、
体にいいからと言ってミミズを食べる人間もいます。
蝉は長く土の中に居ますから、
少しミミズの持ち物と似た細菌を持っているかもしれません。
だから多分美味しいのでしょう。
食べたいっていうことは、美味しいに似た、
気分なのでしょう。
うさぎちゃんの健康の秘訣かもしれません。
我が家の庭は断末魔の蝉の宝庫だし…
「ちいさいおうち」展
東西線の東陽町という駅は、
初めて降りたかと思う。
竹中工務店東京本店のぎゃらりーである。
ちいさいおうちも、せいめいのれきしも、
大好きだけど、
展覧会の全体のデザインは感心しなかった。
スペースが十分広いわけでもないのに、
余計なつくりものが多くて。
特にでかいおうちの縫いぐるみ、
あんなもんはいらん。
着ぐるみのゆるキャラのノリなのか?
いろいろ他にも気に入らないとこがあって、
割と不機嫌になった。
満員だし。
展覧会のカタログもデザインが悪くて読みにくい。
500円だけど。
文句ばっかり言っててもあれなので。
バージニア・リー・バートンは、
絵本という形の中に、
時間の経過や場所の移動などを、
うまく表現した人です。
よく工夫し成功しています。
作品からは彼女の完全主義者ぶりは、
十分滲み出していますが、
生活全般にわたってそうだったようで、
仕事も母親業も家のことも全て完璧にやった。
息子の言葉で、「母は慈愛に満ちた聖母のような人でした」
とか「母は完璧な女性というより、完璧な人間です」
というのが出てきて、完全にびびった。
なんかみんなで褒めちぎっていすぎて、
ちょっとげんなりした。
元々職人的なタイプであったと思うが、
努力と完璧主義でどんどんテクニックが付いて、
「ロビンフッドの歌」なんかは細かすぎて、
私にはやりすぎな感じがする。
すごいのはわかった、みたいなね。
絵本には気楽な気分が少しあったほうがいい。
ま、私はそう思う。
かるたの名前
このかるたの名前です。
ずっと考えていたのですが、
ついにこれに決定しました。
かるたの箱は紙の張り箱にする予定ですが、
その箱の外側の紙に使う予定です。