松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

浅野町あたり@金沢おしまい

観光マインド無い学芸員はクビという発言は、
典型的なカネだけ今だけのネオリベマインドであって、
失言でもなんでもない本心であろう。
お金にならないものには価値を見出せない人間なのである。
マインドってね、なんじゃらほい。
金沢は観光マインド的には成功例なのかもしれんが、
地道にお金にならなくても守ってきた人たちがいて、
今があるわけで、
忍者寺だってお金が無くて下宿人をおいていたんだしね。
しかし、現在の小役人の皆さんはどうも感心しないよ。
もはや全国的に金に毒されているよ。
昔の貯金が尽きるまでの命ではないか。

今回私の生まれ在所を歩いたが、
昔と同じお名前の表札が出ていて、
多分代替わりして、どなたがお住みか知らねども、
この60年ばかり変わらず、
ここに暮らしている人がいるのだなぁと、
感慨深いものがあった。
ま、430年には遠く及ばないが。
あめ屋さんは1ミリも変わっていなかったし、
お風呂屋さんも、お世話になった小児科も、
残っていた。
俵屋さんの前と、
人がどっさり来る前の、長土塀界隈で、
記念撮影。
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