松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

マッチョをばかにしよう!

世の中のマッチョほど、いらんもんはないね。

みんなでマッチョをばかにしようぜ。
女性蔑視のヘイターから、そんな弱腰でどうする!
というアメリカ国民まで、
男をあげる、おれも男だ、強いアメリカ!
みんなみんなマチズモです。
男は男信仰がないと生きていけないのでしょうか。
愚か者めらが。
女の方がいいね、一概に言っちゃえば。笑

もう一つや!

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あれはわしのきれじゃ、
お前はなんて事を!!
と姉が怒ったので、はいはい確かにね、
て訳で、もう一個同じものを、
作りましたとさ。
前回は縫い合わせる前に、
中の裏地にポッケを縫い付けたのですが、
今回つけ忘れて縫ってしまったので、
後から仕方なく手縫いでポッケを縫い付けました。
ま、できたので問題ないけど、
これは口の広い形だったから運が良かった。
私は割と上手になってきたし。

姉は花見団子売りの銀頭ばばあ中です。笑
お花見の時期は何日間か、兼六園は入場無料なので、
地元の人がいっぱい来るそうです。
ま、私の子どもの頃は、
いつだって入場無料だったけどね。

戦争の親玉

人間はアホやから昔から、洋の東西を問わず、
ひっきりなしに戦争をしてきた訳だけど、
昔はね、戦争じゃー、と言った張本人、
王様なり殿様なりは、自分も戦場に赴いたのである。
鎖帷子や、鎧兜に身を固めて。
素敵な紋章入りの旗や幟をひらめかせて。
周りには供の者が護衛を務めたから、
そこらの歩兵よりは率は低かったと言え、
戦死する可能性ももちろんあった。
現代の戦争では親玉は決して現場に行く事がない。
絶対死なないのである。

負けると王様は大抵必死に逃げる。
日本では万事休すとなれば切腹も。
日本すごいのソーリーにおかれましては、
切腹などどうでしょうかね。
もうかなり万策尽きていいタイミングじゃないか?

ふたつめ

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全くろくな事のない今日この頃、
桜も満開春爛漫の今日この頃、
皆さんいかがお過ごしですか。

私はミシンを出したので、
せっかくだからもう一丁仕上げました。
この生地は姉が以前マリメッコで購入したもの。
この生地の可愛さは柄の疎さ。
余白の多さを勇敢に無視したところ。
高かったらしく、生地は上等。
お小さいどなたかの贈り物にでも、
というお考えだったかもしれないが、
これ、私が使う。
63歳だけど。ひひひ。

東京新聞より

朝刊に法政大学総長の田中優子さんの文章がある。
この人は粋に着物をお召しになったりする、
とても綺麗な女性であるが、
私は以前から気があうなぁと思っていた。
日本でノーベル賞にふさわしいのは、
石牟礼さんの苦海浄土であるという事を言っていたからだ。
私もそう思っていた。
水俣方言は翻訳不可能だが、この本が、
世界中で多くの人に読まれればいいのにと。

今回の文章も差別や人権侵害に対して、
多くの人々のそれを許さないという言葉を発する事が必要、
というお話であり、
最後の方に苦海浄土からの引用がある。
また、いつも文章のチェックをしてくれる、
総長室長の先生のアドバイスのやりとりについて書いている。
この先生も素晴らしい方と見える。
言葉はこういう風にやり取りするためにある、
という例としても重要であるが、
全て自分の手柄にする事が可能な立場にあって、
それが普通の現在にあって、
人のアドバイスによって、考えが明確になったり、
新たな視点を獲得するという事をはっきり書いている。
この人はなかなか素晴らしい。
法政大学は良い学校だなぁ。

今朝の花々

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今年は牡丹は絶望的だし、
芍薬も二株ある白が特にダメである。
その代わりアネモネが大漁である。
前にも植えたことがあるが、
こんなにたくさん花が咲いたのは初めてで、
もう60くらいは咲いたと思う。
昨日の風で、倒れた終わりそうな花も含め、
リッチに切って来た。

今朝の桜は曇天をバックに青白くさえ、
じつにクールなビューティーであった。