松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

地獄化が止まらない、、

戻ってきた娑婆は、やはり地獄のままでした。
吐き気がします。
私は何度も書いているように、
死刑には反対です。
この執行が政治利用というのなら、
どういう価値があるかと言えば、
これで支持率が上がるってことですか?
サッカーが終わったあとは、
死刑のネタでテレビは盛り上がるのですか?
そうですか、みなさんそんなに死刑が好きですか…
もしそうなるなら、いよいよ地獄です。
どうか文明国の皆さん、
力強く非難を集中してください。
国内的にはもうこの国の地獄をなんとかする力はない。

今や死刑どころか刑務所もどんどん減らし、
なくなりつつある国さえあるというのに、
この国は執行を中継する勢い…

色について

昨日は何気に驚きの連続でした。
夕食の準備をしていていつものお皿を出したら、
びっくり。
染付の皿ですが、絵柄の青色が全然違う!
やけに明るいブルーであっけにとられました。
色の中でも青の違いが最も顕著ですね。
病院は初めての場所なので、
比較できなかったのですが、
家では見慣れたものの色が、
物によってはずいぶん違う。
色と言っても光の反射の受け取り方なわけだから、
結局、この色が好きだの綺麗だの言っても、
見えてる色は人によって少しづつ違うもんなのでしょう。
あと、大きさが全体に違う。
これはメガネの時とコンタクトの時でも感じていたことですが、
うさぎが大きくてびっくりです!
全体に大人の国に来た状態です。
要するにものの色や大きさも、
相対的なものだということです。
これから私の描く絵は、
やや派手な色になるかもですね。笑
見え方がまだ慣れないので、
やはり少し疲れます。
あまり負担をかけないように、しばらくは、
入院時のように早々と寝ることにします。

感謝につぐ感謝!!

入院初日に、うめき聲にビビりまくったわしである。
我がルームメイト達は皆婆さんで、
齢90は超えておると思われた。
私の名前の横には、説明項目として、
「独歩」とあった。
おう!わしは国木田かよ!と感動したが、
ルームメイト達は勿論全て独歩ではないから、
結構晴れがましい称号である。
この人たちが、最初はよくわからなかったが、
頻繁にナースをコールしちゃう人たちで、
昼と言わず夜と言わずひっきりなしに人が来る。
そしてあの声は、観客がいない時は出ない。
死んだかと思ったがそうではなかった。
どうも実は案外重症ではないらしいのである。
聞かせ用のうめきみたいなのである!
一人は術後の傷の消毒かなんかで朝一度、
看護婦さんの処置があるのだが、
ほんの数分の間、例の声で世にも哀れに、
痛い、痛いとうめき続けるのである。
ま、多分痛いのだろうね。でも、
毎回ちょっと我慢してねと言われながら、
絶対我慢しない!笑
2日目は看護婦さんに松井さん、すいませんね、
部屋変われるように聞いてみますか?
と言われたので、こんなもんと思っていたが、
ま、かなり激しいレベルのお部屋に当たったらしい。
あと1日だし、ちゃんと眠れるから大丈夫と答えたのだが、
だいぶかわいそがられたワシであった。
しかしばあさん達、
毎日のようにたっぷりの見舞客も現れるし、
大切にされているようなのだが、
どうもみんな、
オーバーアクションタイプのようであった。

わしはさよならも言わず帰ってきてしまったが、
こんにちはも言わなかったから、
そんなもんで良かったのかしら。
でも看護婦さん達みんな優しくて、
「今呼んでくれた?」(くれた、のとこに点、筆者)
なんて言いながら来たりするんだよ。
偉すぎるだろ!!
看護婦さん達はみんな本当に親切だった。
本当に感謝です。
たっぷりお給料あげて欲しい。絶対。

ただいま帰りましたっ!

みんな達、娑婆に戻ってまいりましたっ!
家に帰ってきてあっと驚くのは、
見えが違うことではなく、色が違うこと。
白が全然違うのでショックを受けている。
やっぱり、アクリルの見えであった!
微妙に人生が変わってしまったざんす。
白が白過ぎる人生が始まりました。
とにかく目の手術そのものは、
問題なく終わったらしいので、
あとはばい菌が入らないように、
ということをくどく言われているので、
危険なうさぎちゃんのお喜び攻撃を、
上手くかわすことに、
しばらくは注意して過ごす必要があります。
ど近眼から普通の近眼に変わったので、
普段の生活では眼鏡なしでいけそうです。
これはすごく有り難い。
補聴器と耳の後ろの場所とり合戦を、
繰り広げる必要がなくなった。
手元はまずまずよく見えますから、
絵を描いてみるとまた違った感触があるかも知れんが、
取り敢えずなんとなくやれそうな感じで、
一安心です。
手術が済んだらというので、
後回しにしてきた事が色々溜まっているので、
頑張ってみますわ。
入院中のお話はまたおいおい書きますね。
オーバーな婆さん達のこととか。笑
まずは、手術中に地震になったりしなかったこととか、
全体的に感謝です。

山、、

今日の朝のうちに、あと一個やる。

私はここに来て、外気に当たりたい欲がひどい。
閉じ込められた山猿、かわいそう。
多分スケジュール的な無理と思うが、
噂に聞く屋上庭園にでたい。

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病院の窓からの眺め

一つ終わったよ


左目無事に終わりました。
世の中にはもっと大変な手術してる人、多いと思うけど、
私は本当に嫌だと思った。
ステンレス気味の手術室の感じ、
本当に怖かった。
あと一個ある、、
しかしだ、不幸中の幸い、
掃き溜めに鶴、
病院食が意外といける。
基本のご飯は、柔らかいが、
弾力もツヤもあって、上手に炊いてある。これでもう高得点である。
おかずも、健闘。
私は期待してなかっただけに、
けっこう感動した。
この件は後にゆっくりとね。