松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

戦争の親玉

人間はアホやから昔から、洋の東西を問わず、
ひっきりなしに戦争をしてきた訳だけど、
昔はね、戦争じゃー、と言った張本人、
王様なり殿様なりは、自分も戦場に赴いたのである。
鎖帷子や、鎧兜に身を固めて。
素敵な紋章入りの旗や幟をひらめかせて。
周りには供の者が護衛を務めたから、
そこらの歩兵よりは率は低かったと言え、
戦死する可能性ももちろんあった。
現代の戦争では親玉は決して現場に行く事がない。
絶対死なないのである。

負けると王様は大抵必死に逃げる。
日本では万事休すとなれば切腹も。
日本すごいのソーリーにおかれましては、
切腹などどうでしょうかね。
もうかなり万策尽きていいタイミングじゃないか?