松井なつ代のやま

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捕虜交換

アゾフの兵隊が、

捕虜交換でロシアから帰る話をみた。

実にあのエルドアンが!

保護責任を持つことで、

実現した捕虜交換である。

彼らは戦いが終わるまで、

トルコに居なければならない。

戦争終結に向けてのイベントの一つ。

この人たちは、アゾフでも、

司令官の地位にあった人で、

口止めのために、

ロケット弾で殺されなかった人。

しかし、私がショックを受けたのは、

45人いたかと思うが、

一様に、全員がこれ以上ないほど、

暗い表情であること。

今にも泣きそうに見える人さえいた。

信じなくてもかまわないが、

ロシア軍は戦場でも敵味方の差別なしに、

淡々と手当てや治療をする。

それなりの時間を、

寛容な人のいる場所ですごし、

アゾフの笑いながら人を殺す、

異様なハイテンション、残酷な、

熱に浮かされたような雰囲気が、

冷めると、何か変化したのではないか。

何度も言うがアゾフもやはり被害者。

時間をかけて、

(アゾフは子どもから教育している)

こんな人を作り上げたのは誰だ。

アメリカが人権がなんだ、

自由がなんだ言うのは悪い冗談だ。

ウクライナ応援の人達にも、

戦争反対などと言って欲しくない。

人の心を弄ぶ残酷さ。

しかしエルドアンにはいつも驚かされる。

トルコはNATOを抜けて、

上海協力機構に入るつもりなのか?