松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

同じライン

また少しすすんだ。

これは日本画みたいな、

あっさりとした感じに、

しようと思ったんだけど、

ステンシルの味はやはり絵具が、

たっぷり乗った厚みにあるから、

そこら辺の具合が微妙である。

それより少し驚いたのは、

彫ったものも描いたものも、

同じ人がやれば、

同じラインになるもんだなぁというとこ。

そうそう違うタイプの形は出てこない。

いいも悪いもなく、仕方ないって感じ。

技法や素材を変えても、

どうしようもなく出てくる物があって、

それが十人十色ということやな。

わたしの編むセーターにも、

作る料理にも、実は、

なんか同じラインがあるのかもしれない。