松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

ペシャワール会報記念号

先日送られてきたペシャワール会の、

会報を読み始めた。

今回は151号の記念号で、

ページ数も多く読みでがある。

書き手はアフガン人と日本人だが、

こういうものを読むと、

アフガニスタンの本当の姿が見て取れる。

現在のタリバン政権の政府関係者も、

中村さんとペシャワール会の活動に、

深い理解と尊敬の気持ちを持っており、

変わりなく活動できるよう、

サポートを約している。

しかし、ここでもアメリカの経済制裁が、

影を落とす。

「包括的な政府の樹立、女性の人権の保証」

これがなされていないというのが、

制裁の理由といいます。

少女も学校にちゃんと通えているし、

治安も改善している。

タリバンを悪にしたいアメリカの、

言いがかりである。

現会長の村上氏の、制裁という傲慢、

という言葉が全てでしょう。

アメリカのニュースをそっくりなぞるのが、

日本のメディアの仕事だから、

そのまま印象操作されてしまう。

そういう人にとって、

プロパガンダというものは存在しない。

だからあらゆるプロパガンダに、

易々と乗ってしまう。