松井なつ代のやま

ステンシルのイラストや本の紹介、麹の話、そのたいろいろ。

衣料品自給率

この前食糧自給率のことを書いたが、

この37%に比べると、

衣料品はもっと低い。

確か10%切っている。

67だったように思う。

私の帽子は、

国内のメーカーの毛糸で、

(原毛は輸入してると思うが、)

日本人のおばあさんが編んだので、

だいぶ国産品である。

衣料品は入ってこなくなっても、

みんな随分いっぱい持ってるから、

ボロボロになるまで着れば、

当分死ぬことはないだろう。

かつては、

木綿がなかなか普及しなかった事、

羊さんがいなかった事などで、

我が国の人は、

本当にみんな寒い思いをしていたのである。

東北などでは初めての木綿が、

あんまりあったかくて感激したというのを、

読んだことがある。

今やセーターもダウンもなしの冬は、

考えられないだろう。

その上当時、暖房らしい暖房もなかった。

今の人は着込めば暖房要らないくらい。

あのモコモコした羊さん1匹で、

4.5キロの毛が取れるそうです。

帽子一個、100グラムくらい使ったけど、

セーターもいるとなると、

3人に1匹は必要かな。

毎年新調しないなら、

もっと節約できるかも。

人口も減っていくことだし、

北海道あたりで毛糸を作ってはどうか。

きないセーターもリユースできるし。